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6月, 2019の投稿を表示しています

190630 手術経過2・アルミの錬金術師

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 主治医の先生から手術経過のご報告。部品交換も無事終わり、「縫合」作業も終了したようです。一旦バラバラにした部品は、埃が付かないようクリアケースに保管する徹底ぶり。さすがはプロのお方。エンジンの詳細は全くもって不明ですが、どれほど精密な作業が求められるのか、私でもわかることが一つ。「バルブクリアランス」という金属製のペラペラ棒を使って微妙な隙間を計りながら調整ネジを締める作業。(タペット調整とも)金属同士がぴったりくっついてしまうと摩耗してしまいますし、隙間がありすぎても別の所が損傷してしまうことがあります。ペラペラ棒の感覚は0.15mm。右手左手の感覚が研ぎ澄まされていないとできる技ではありません。エンジン内部の構造はもっと緻密で複雑なのは言うまでもなく…。人間でいえば心臓手術と同じです。R子を入院させてから1か月。神経を使う手術を休日返上で行なっていただいています。恩返しになるのかどうかわかりませんが、応援してくださる方のためにも、あと10万キロ、頑張ってもらうことにします。  よしさんのバイクを旅仕様にするため、いろいろと試行錯誤しています。大きなライトをつけるため軽いアルミのライトステーを入手。全て純正部品なら迷うことなく取り付ければいいのですが、ライトを明るくしたり、ステーを軽くしたりと、異なるバイクから部品を寄せ集めて作っているのでなかなか大変な作業なのです。そんな私達のところに朗報が。ホンダショップアサマさんのお客様、てっちゃんが実はアルミの錬金術師だったことが判明。ライトステーとライトの取り付け部を作ってもらうことにしました。鉄とアルミ。どちらも金属ですが、溶接となると難易度が異なります。そのまま溶接できる鉄と違って、アルミは表面の膜を飛ばしながら溶接しなければなりません。溶接棒を長く当てすぎると金属を痛めますし、短すぎると膜が残ってうまく溶接がくっつきません。微妙な感覚が求められます。  日本人は手先が器用だと言われますが、このような方達が、「MADE IN JAPAN」の看板を創ってきたのでしょう。私達は「FROM JAPAN」の看板を背負って走ることにします。 バルブクリアランス調整中 できあがったステーが合うかどうか確認中。てっちゃん、職人さんの表情です。

190623/0624 嫁入り・いざ横浜!

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23日日曜日、無事に2台のC125が嫁いでいきました。できれば手元に置いておきたかった可愛い子達ですが、資金集めのためには仕方ありません。新しいご主人様が可愛がってあげてくれることでしょう。カブ主になられたお二方、どうぞ良い旅を!!  24日月曜日、ラフアンドロード本社へ。平日で高速代が高いので、Always 渋滞の神奈川手前まで下道で行くことに。たった250kmしか離れていないのに、こんなに疲れるのはなぜでしょう。JAPANあるあるです。巷でよく聞く「海老名SA」に初めて立ち寄りました。雨の平日にまさかの「混」表示。土日はきっとバーゲンサールさながらの混雑なのでしょう。もう行きません。  事前にお話しさせていただいた本社の関根さんとご対面。よしさんとバイクの趣味が合いまくり、suzukiのkatana談義が止まりませんでした。おかげでざっくばらんにいろいろお話できたのでめでたしめでたし。  横浜店に移動し、購入商品を選ぶことに。事前に作成していたリストの一番目のアイテムを選ぶのに、2時間は費やしたでしょうか。一番大切なので仕方ありません。人間装備の中で一番大切なもの、それは、ウェアです。暑さ、寒さ、雨をしのげることはもちろん、ボタンやチャックの取り付け、力が加わるところの裁断、縫製までこだわると、とてもすぐには選べません。外に出てから壊れてしまっては途方に暮れるしかありませんので。結果、ウェアは購入するに至りませんでした。ラフアンドロード の商品なら格安で購入させていただけるのですが、金額の問題ではなく性能面で即断即決できずじまい。  日本で商品を売る分には、地球一周仕様のものは売れません。高額になりすぎたり、使い勝手が悪かったりするためです。砂利で転んでも、ガレ場で転んでも助けてくれる壊れない物、そしてできることなら用品も日本のメーカーで揃えたい私たち。が、それはなかなか難しく。日本で売れる物は、着心地が良く小銭やペットボトルホルダーの付いたウェア、取り出しやすく整理整頓しやすいチャック開閉のカバン達なのです。そのコンセプトもある種の「おもてなし」なのでしょう。動くたびにお金を持っていますとアピールするような危険は犯したくありませんし、旅行中持つのは2ℓのペットボトル。砂地を走った時、チャックがいつ壊れるか気が気でないでしょう。転倒すれ

190623 手術経過・ラフアンドロード 様様

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 XR(R子)が入院して2週間。主治医の先生から経過報告をいただきました。8万5000キロ走ったにしては、エンジン内部の状態は良好だとのこと。バイクの心臓であるエンジン。あと10万キロは走れるだろうとお言葉をいただきました。生まれ変わったR子に乗るのが楽しみです。が、オフロードに入ると、途端に元気になっていたR子。調子が良くなりすぎて暴走しないか心配です。    話は変わって、スポンサー探しのお話。長期バイクツーリングを計画している人には、商品を安く提供してくださるメーカーがあります。その名は「ラフアンドロード 」。10年ほど前からサポート制度を始めており、利用している旅ライダーの中には知り合いもちらほら。過去と比べて、海外を走る日本人ライダーが減ってしまったようですが、そんな時代でもサポート制度を設けてくださっている会社があるのは嬉しい限り。物によりますが、格安価格で購入できます。前回は、キャンプ用品が必要だったので、モンベルのチャレンジサポート制度を利用させていただきました。こちらは3割引きでの購入。長期で旅行される方は、上記二社を要チェックです。

190614 XR改造プロジェクト

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 長期間バイクで旅行する際、荷物の積み方がとても重要になります。バイク後方が重くなりすぎると、負担がかかり、思わぬところが損傷してしまうことがあるからです。また、フロント部分が軽くなるとハンドリングも変わってしまい、オフロード走行が楽しめません。バイク前方に荷物を積む、もしくはフロントに荷重がかかるように変更することが必要です。手っ取り早く普段後ろに積んでいる物で前に持って来れそうなもの。まずは予備のガソリン。5ℓの予備タンクを後ろに積む代わりに、そもそものタンクをさらに大きくしてしまおう!ということで、ノーマルのタンク9リットルから同機種のXR250BAJAのタンクに変更。これで14リットル。さらにもう少し大きくして20リットルくらいまで入るように既存のタンクを加工して大きくしてもらうことに。そしてかなりのウエイトをしめる工具。エンジンを保護するアンダーガードを加工して工具箱を作ってもらうことにしました。今回旅バイク改造にご協力いただいたのは、金属加工のプロフェッショナル、Tさん。この方もやはり「チーム泥んこ」です。無理難題の改造案ですが、快く引き受けてくださいました。感謝、感謝!!  改造するバイクを見て現物でサイズ確認していただくため、久しぶりに朝霞へ。私たちのバイクが研究され、生み出された場所、故郷である「朝霞研究所」です。数々の伝説が生み出された場所である「研究所」が、この4月、本社に統合されました。統合されたのは知っていましたが、驚愕の事実が発覚。まさかの改名。    その名も、「ものづくりセンター」。  道の駅かよ!!!思わずツッコミを入れてしまいました。名前を奪われるのは命を取られるのも同義。部外者、素人である私が憤っても仕方のないことなのですが、旅行に出てすっかりホンダファンになってしまった私。海外ではホンダLoverにたくさん出逢いました。ホンダのバイクが好きだからと泊めていただいたことも。ホンダのバイクが好きで、日本人が好きになり、日本が好きになった方も数知れず。海外を少し走っただけの私でも、ホンダ好き、日本好きの人が世界にたくさんいることを痛感しているくらいですから、実際の数は想像もつかないほどいるのでしょう。  ホンダのために海外で奮闘されている方はどうなるのでしょう。故郷、実家がな

1906100611 頑張ってくれた部品たち

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 8万5000キロも走ると、さすがに部品たちもくたびれてしまいます。無事に日本まで連れ帰ってくれたことに感謝!  タイヤやチェーンなどの消耗品は交換しながら走りましたが、交換できない部品もあります。値段が高すぎたり、そもそも入手できないものだったり。  ディスクガード。こちらは途中で転倒してしまった時に破損してしまいましたが、ボンドで応急処置して走りました。  チェーンスライダー。あと一歩でボルトまで到達するところでした…。危ない危ない。  カバー。熱をもつところなので熱くなりすぎると溶けてしまいます。この程度で済むように設計してくださったのでしょう。感謝感謝。  というわけで、ホンダ純正部品を注文しました。細々したものから大きな物までいろいろありますが、特筆すべきは以下二つ。  チェーンスライダー。私にはただの細長いゴムにしか見えませんが、こちらが何と4370円。XRより大きなバイクCB1300の物は2000円。どうかしてるぜ!!  レギュレーター 。電圧を制御する部品で、熱をもちやすく、長時間高速で走っていると壊れることがあります。そのためバイクも適度に休憩させながら走らないといけません。これが壊れると一巻の終わりなので、前回は中古の予備を持っていましたが、旅行中に振動で壊れてしまいました。ま、日本に帰ってから気がついたのですが。  そのレギュレーター が、メーカー在庫残り4個となっています。ご相談パーツ(在庫がなくなった後、作るかどうかメーカーで検討されるパーツ)になりそうです。希望小売価格1万3000円!お高い代物ですが、XRを愛するみなさん、レギュレーター 、大丈夫ですか?スタマグスイッチも在庫ありますが。。。高いです。  しかし部品が高いです。みんなで訴えないといけません。どうかしてます。ホンダが中国かインドに買われてしまうのも夢ではなさそうです。

190608-09 本日のお客様・XR入院

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 書けることが限られるので、内容がわかりにくいと思いますが、ご容赦を。 0608   本日のお客様。私達の旅行の相棒になる予定だった、C125の里親を希望してくださった方がいらっしゃいました。今年の夏はカブで北海道に行きたいとのお話。大事にしていただけると嬉しいです。  大型バイクで颯爽と現れたのは、我らがマネージャー、クリス様。日本に来る外国人ライダーのお世話をされている方です。前回の旅行でも絶妙なタイミングで必要情報を教えてくれました。クリスさんの情報で何度助けられたことか…。今回も頼りにさせていただきます。 0609    2台のXRのエンジンを「診て」いただくために、エンジンプロフェッショナルSさんのところへ。少し試乗しただけで、それぞれどこを交換したらいいかすぐにわかってしまいました。さすがプロ。  旅の相棒を XRにすると決めてから、準備をお手伝いしていただけるお話がトントン拍子に進みます。Sさん曰く、「チーム泥んこ」は旅のことがわかるからとのこと。と同時にバカだからとも。おバカなことをしようとしている私達。熱いバイクバカさんたちに助けられています。  バイクバカ万歳!敬意を込めて。  おバカなことに付き合ってくださる方、大募集です!

190607 マフラー塗装

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 マフラー。寒い日に首に巻くアレではなく、バイクのマフラーについて。エンジン内部で、ガソリンと空気が混ざって燃えた時に生じる排気ガスを綺麗にして出す筒のことです。エンジンかに直接繋がっている筒は「エキゾーストパイプ(エキパイ)」、その後ろに付いている太い筒が「サイレンサー」です。エキパイとサイレンサーを合わせて「マフラー」と言います。(そもそもなぜ首に巻く物を指す「マフラー」が、バイクではいわばお尻に当たるところにある部品を指すのでしょうか。バイク部品の名前の由来は謎が多いです。)ヤンチャな音を出したい人はこのマフラーをノーマルから違うものに取り替えます。私が今いる長野では、マフラーが天を仰いでいるような原付をあまり見かけません。◯阪ではみんな元気に走っていたのに。  そんな話はさておき、このマフラーとエキパイが大変なことになっていました。旅行中は綺麗にするなんて不可能に近いので、ひたすら耐えてもらっていましたが、溜め込んだ煤(カーボン)やこびりついた赤土、粘土の凄まじいこと。何度も洗ってペーパーがけし、晴れた日に綺麗に塗装しなおしてあげました。今さら気がつきました。このマフラー、めちゃくちゃ重たい…。少しでもバイクの車重を軽くしようと目下奮闘中なので、軽い物があれば交換してあげたいところ。天を仰ぐようなマフラーは趣味に合わないので、お上品な音がする軽いマフラーを探すことにします。 上:完成!! 中:洗浄、やすりがけして錆を落とした状態 下:初期状態 すすすすすすすすす煤 すすすすすすすすす煤 勲章を身にまとったエキパイ初期状態 劇的ビフォー アフター

190606 シリーズ補強①

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 よくバイクを磨くより腕を磨けと言われますが、やっぱりバイクは綺麗な方が良いです。大事なのは見えない部分。旅に出てしまえばなかなか整備できないので今できることをやっておくことに。  車体を確認すると振動でケーブルとフレームが擦れて傷になったり、傷の部分から金属が錆びてしまったところがあります。 泥や水が入らないようテープを巻きなおしたり、振動や荷重で擦れてしまうところを補強します。  まず、金属のフレーム部分。シートやサイドカウル(バイク側面にあるカバー)が当たるところです。金属とプラスチック両方を守るためにテープやゴムで補強。小さなことですが、ほんのちょっとが命取りになりかねません。厚ければいいというものでもなく、干渉しすぎない程度に補強します。  不思議なのがプラスチックと金属が当たっている部分。 普通に考えたら柔らかいプラスチックの方がダメージがありそうですが金属部分の方が擦れてダメージを負っているところがあります。  次にハーネス類。(ハーネスとは電気の線が入っている黒い線のことです。)水が入ってしまえば電気系統がダメになってしまうので、テープで防水処理。車と違ってバイクは雨風にさらされるもの。部品も頑丈で、水が入らないよう設計されています。  細かいところをチェックしながら必要交換部品を探し出していきます。  結構お金が掛かりそうです。。。。

190605 シリーズ軽量化①

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 長期間旅行するバイクにとって大事なこと。それは「重さ」です。バイクと荷物が重いと正直旅がおもしろくなくなり、エンジンに負担が掛かったりフレームが折れてしまうということも。実際、モンゴルでシートレール(シート下のフレーム)が真っ二つに折れてしまったインド人ライダーに出会いました。彼の愛車はロイヤルエンフィールド。彼はシートレールにヒビが入った状態で未舗装路を走り続け、ついには真っ二つに。タンクの上に乗り走ったそうです。そこからバスを乗り継ぎ、何とか首都のウランバートルまで辿り着きました。ヒビが入っても走り続けたのは、周囲を見渡す限り大自然の中だったから。何とか前へ進まないとそのまま骨になってしまう可能性もある場所です。ヒビが入っても進みたくなる気持ち、わからないでもない。生きて文明圏まで辿り着けたからこその「冒険」で、骨になれば「無謀」となってしまいます…。  そのような大惨事にならないように、前回の出発からグラム単位でバイクを軽量化しました。いらない部品を取り除き、ボルト類をできるだけ軽いものに替えていきます。  バイクに付いている部品の中で、なくても困らないのにめちゃくちゃ重いものがあります。さて何でしょう。  答えは、そう、ヘルメットホルダー+ステー。  重さはなんと200g!!  迷わず切断。  次に軽量化したのはナンバープレートホルダーとナンバー灯。ナンバープレートを国内仕様と海外仕様の2枚をつけるため、アルミ板でホルダーを自作します。プレートとホルダーを取り付けるのも、できるだけボルトは使わず、リベット留めすることにしました。これで50g軽量化に成功。ボルトはチタンボルトに変更。  これで250g軽量化できたので、「いつでも新鮮 生醤油」を持っていくことにします。 ヘルメットホルダー切断 お醤油と同じ重さ 上がリベット、下がボルト

190604 全バラ開始 

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使用したバッテリー(上)と新しいバッテリー(下) ぎりぎりセーフ!!! 上が使用したバッテリー。膨らんでいるのがお分かりでしょうか。膨らみすぎると爆発します。 劇的ビフォーアフター三連発 手に持っている線が「アース」 夕焼けとASUKAバッグ  8万5000キロ走ったXR(通称:R子)と2万キロ走ったXR(お名前募集)。2台をばらし、点検整備に入ります。  まず、前回の旅行で予備として持っていったパーツがまだ使えるか点検することに。バイクの頭脳であるCDI(Capacitor discharge ignition 点火装置の一種)と、レギュレーター(電圧制御装置)をつなぎます。そこで事件発生。予備パーツをつないだ途端、エンジンがかからなくなってしまいました。旅行中にどちらかが壊れてしまっていたようです。その後、新しいバッテリーに交換し再度確認したところ、レギュレーターが壊れてしまっていたことが判明。元のレギュレーターに戻すと無事にエンジンがかかりました。やはりXRは不滅です。  CDIはお高い高級パーツ、レギュレーターはバイクの走行に使う電気の量を調整してくれるパーツで、熱くなり過ぎて壊れてしまう場合もあるものです。予備のCDIが壊れていたらある意味大惨事でした…。  外装部品(バイクを覆っているプラスチックカバー全般)を外し、ホースやハーネスを濡れ雑巾で拭いていきます。ホースは中に液体が入っているもの、ハーネスは中に電気系の線が入っているものです。ま、どちらも黒い線です。8万キロ分の泥や埃を取り除くとあら不思議。ピカピカの新車状態ではありませんか。出発前にテープで補強したり、スポンジを貼り付けたりした甲斐がありました。「神は細部に宿る」です。ただ、予想外に傷ついてしまった箇所もありました。XRをお持ちの方はぜひ点検を。  ・バッテリーボックスの側面が傷だらけ →最初はぴったりはまっていたのですが、振動を受けすぎてしまったようです。途中ダンボールを挟んでおいたのですが、なくなっていました。  ・バッテリーにつながるマイナスの線に傷(マイナス側のことをアースと呼びます。電化製品の緑の線も「アース」です。大それた名前ですね。) →マニュアル通りに配線してい

190603 アフリカアジア旅 相棒決定

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オーナーご夫妻と。これから愛車を旅に連れていきますよ! 頑張ってくれたバッテリーちゃん。美しすぎる… 真ん中の黒い部分は空気を取り込む入り口。いろんな空気を吸ってきました…  ずいぶん長い間ブログを放置してしまいました…。これまで私たちのブログを読んでくださっていた方々、申し訳ございません。またこれから発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  当初C125 2台で行く予定だった私たち。整備風景や出発準備などお知らせするつもりでいましたが、なかなか思うように事が運ばず、資金作りに奮闘しておりました。  これまでいろいろありましたが、ネットに流出させられるような内容ではないので割愛させていただきます。  さて、結論から言いますと、次の相棒バイクは前回の旅で使用したXR250にすることにしました。大きな理由は3つ。 1、壊れなかった。たぶん次も壊れないでしょう。 2、途中走る予定のイランで、250cc以上のバイクが通れなくなった。(トラ◯プさん、ホント困ります…) 3、見計らったようなタイミングでXR250を売りたいという心優しい紳士が現れた。  よって2台のXR250で旅に出かけることにしました。2台とも初期型1995年モデルです。  これから全バラ開始です。このフレーズ、いつかのブログでも使いましたが、今回は本当にばらしています。今のバイクは、ばらすために外装を外しても、なす術なく黙ってまたつけるしかなかったのです…。  これから、バイクの点検、整備の様子を報告していく予定です。記事を書くのはど素人ですので、バイクのバの字も知らない人でも大丈夫!バイクに詳しい方も、どうか温かい眼差しで見守ってやってください。