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7月, 2018の投稿を表示しています

180728 Moose Pass 322km

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1号線と9号線の分岐まで戻って今日はSewardへ。おすすめの道になっていますが、今日も曇り空。それでも、両側の高い山々の景色は神々しい雰囲気がありました。  これまでパタゴニアやアラスカでよく動物の看板を見かけましたが、看板があるところでは、たいてい動物は現れません。今日は道路横で大型の鹿、ムースを見かけました。写真を撮りたかったのですが、車のクラクションに驚いて逃げてしまいました。地元の人には珍しくないのでしょう。  セワードの町に入ると、そこらじゅうで魚の臭いが漂っています。今日はおいしい魚介類を買えるかもしれません。期待してスーパーへ行くと、やはり昨日と同じ。地の果てのようなアラスカの町で都会と同じくらいの品揃えを誇るスーパーSafeway ですが、魚介類は品薄です。この国の人たちはあまり食べないのでしょう。  カリフォルニアから釣りのためにやってきたという人に出会いました。過去にはパタゴニアにも釣りのために行ったそう。アウトドアショップに行けば、キャンプ用品より狩猟や釣り用品の方が多く売られているアメリカ。彼らが農耕民族でないことがよくわかります。
 Seward は観光地でキャンプ場は混んでいるので内陸部に戻りキャンプ地探し。キャンプ場は14ドルや18ドル…。飲めない井戸水で椅子とテーブルがあるだけのシンプルなキャンプ場ばかり。滝があったのでそこで水を補給して湖沿いのムースパスという小さな集落までもどり湖沿いで野宿決行。絶景でした。

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180727 Homer 409km

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Anchor point。私たちにとって最西端の町にやってきました。これまでずっと西へ西へと走り、一番西まで到着してしまいました。最西端の次は、少し南にあるHomerへ。ここは「LAND’S END」の看板があります。道の終わりには「End of the road park」というただの海岸がありました。その先には海が広がり、先へはバイクで進めません。ここに来るまで50か国、1年と2か月かかりました。よしさんは達成感があったようですが、私はいまいちで…。ロカ岬同様、寂しい感覚の方が強かったです。ようやく日本へ帰るまでの折り返し地点にやってきました。  ステッカーを探して町へ。なかなかセンスのいいものが見つからず、あちこち探し回っていると、ハンドメイドのお土産屋さんがありました。素敵なお店だったので、これまで使っていた割り箸の代わりにお箸になりそうなかんざしを購入。愛想のいい店員さんで、ステッカーをおまけしてくださいました。  ホーマーは釣りのメッカで、海から帰ってきたサーモンが釣れます。スーパーには釣れた魚はまったく売っておらず、魚屋さんもありません。魚は買うものではなく釣るもののようです。  ホーマーから北へ戻ったAnchor riverの川沿い で野宿することに。河原のキャンプ地で貸切でした。釣り好きのよしさんはテントを乾かしている間に早速川へ。晩御飯にトラウトを釣ることができ、塩焼きにしていただきました。オコトコスで竿をくださったロビンさんに感謝です。釣りをしている最中、目の前を遡上する鮭が通っていきました。傷だらけになって生まれ故郷へ帰る鮭。鮭好きでしたが、実際にその姿を見ると、食べられなくなりそうです。

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180726 Anchorage 70km

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昨日の雨でついにガーミンが壊れてしまいました。これまで助けてもらったナビ。山用の防水仕様ですが、バイクの振動や雨に耐えきれなくなったのでしょうか。日本に帰ったら、直してあげたいです。ナビがないと困るので、新しいガーミンを求めてアンカレッジへ戻ることにしました。電気屋さんやバイク用品店では見つからず、アウトドアショップでようやく購入。これでひと安心です。  XRのリアタイヤが終わりを迎えそうだったので、タイヤも交換することにしました。Motorcycle shopという名前のお店で安いタイヤを探しましたが、200ドル以上のお値段。しかもホンダ車は見ないと言われました。看板には欧州のバイクブランドとKawasakiのロゴのみ。そんなこんなで昨日お世話になったホンダのお店を再訪することに。ブリジストンのタイヤで185ドルのところを170ドルにまけてもらいました。交換の工賃を聞くと、全部するなら157ドル、バイクからホイールを外すなら65ドルと言われました。どういう計算でそんな工賃になるのかわかりません。数日分の生活費が工賃に消えてしまうのは困るので、自分たちですることにしました。昨日同様、駐車場の片隅を借りて交換しました。作業していると、ドイツから来たアフリカツインライダーがやってきました。旅が始まって2週間ほどなので興奮気味のお二人。2万キロしか走っていないタイヤはすでにつるんつるんになっていました。荷物の積みすぎでしょう。どこに泊まっているんだと聞かれ、まだ決まっていないと言うと、ハーレーのお店でキャンプできると教えてもらいました。 これは行くしかありません。  ハーレーのお店に行くと、「Free Camping」の文字が。温かいシャワーに電源、柔らかい芝生のテントサイトです。今日は3日ぶりにシャワーを浴びました。
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180725 Bird Creek 282km

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朝晴れる予報だった天気ですが、あいにくの曇り空。それでも、デナリが見えると教えてもらった場所まで少しだけ寄り道しました。晴れれば絶景なのでしょう。これまで二度見ることができたのでラッキーだったということにします。  南下してアンカレッジへ。お土産のステッカーを求めて町の中心へ行くと、大きな声で独り言を行っている人や精神が錯乱状態になっている人を見かけました。イメージと違い、アンカレッジは治安が悪そうです。交差点では、「Hungry」と書いたボール紙をもった先住民らしき人がいました。信号待ちの間、「どこから来たんだと」聞かれ、「日本からだ」と答えると、「良い旅を!」と言われました。そんなふうに言ってくれるのは嬉しいですが、少し切なくなります。  都会の疲れるところは、無料の駐車場がないこと。路肩に停めて急いで見に行きました。よしさんが荷物番をしている間、地元の人3人にここは危ないから早く町を出た方がいいと言われたそうです。10分ほどの間にお巡りさんも巡視に来るほど。早々に走り抜けた方が良さそうです。  お次はオイル交換のためにホンダのお店へ。気づけば8000kmも走ってしまいました。どうりでバイクの元気がなかったわけです。ピットの中ではさせてもらえなかったので、雨の中カッパで傘を作って交換しました。  アンカレッジを抜け、30kmほど南西に下った場所でキャンプすることにしました。曇りではありますが、景色はフィヨルドの光景に。明日からのツーリングが楽しみです。
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180724 Trapper Creek 416km

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セルジオさん改、Wowさんとお別れして南下。通るのが3度目となったアラスカ3号線。Cantwellまでは道路横に木々が茂り、山が見えない退屈ロード。それより南は初めて通る道です。デナリを探しながら進んでいると、来るときには見えなかったデナリの登場部分がお目見え。南から見る方がデナリの全景が見えるそうなので期待してしまいます。が、あいにくお天気は下り坂。だんだん雲が多くなり、ビューポイントでも見えなくなってしまいました。あきらめきれない私たちは、デナリが見えるであろう最後のポイントにあるRVパーク(キャンピングカーが泊まる所)でキャンプすることにしました。受付の方によれば、真夜中でも「夕陽」に映えるデナリが見えるとのこと。夜更かししてデナリを待つことにします。

【単車倶楽部】9月号が発売になりました。今回は「アメリカ」についての記事を掲載させていただきました。とにかく広い大きいアメリカ。全てが桁違いに大きいアメリカ。海外ツーリングにはもってこいの場所です。大国アメリカの風を感じたい方はぜひご購入ください。どうぞよろしくお願いいたします。

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180722-0723 Fairbanks 276km

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ロシアのライダーハウス、アルタイモトで出逢ったイタリア人のセルジオさんと再会。これからウシュアイアを目指して南下するそうです。Chena 川の側にあるキャンプ場で一緒に過ごすことにしました。モンゴルを横断したセルジオさんですが、キャンプ場にシャワーがないことをいつまでも嘆いていて、意外でした。「Wow」が口癖の彼。デナリの晴れた姿をみんなで話している時もWowを連発。文頭に「Wow」、語尾に「Wow」。いつでも「Wow」。1日に何回言うか数えようと思いましたが、1分であきらめました。一緒にいて面白いライダーです。  キャンプ場の側には、洗車場やコインランドリー、シャワーがあるので、デンプスターの泥埃たちをみんな洗い流してきました。これで、鞄に触るたびに手が埃っぽくならずにすみそうです。  翌日、出発しようとしましたが、久しぶりのシャワーで細胞が緩んでしまったようです。なかなか気分が乗らず、連泊することにしました。セルジオさんに教えてもらったSIMカードを買いに、「AT&T」へ。アメリカ、カナダ、メキシコでも使える優れもので、1か月55ドルで8GBまで使用できます。今まで買ったのは何だったのでしょう…。
 洗車場ではドーソンシティで会った老夫婦ライダーと再会しました。彼らはトゥクトヤクトゥクへ行かず、アラスカの自走で行ける最北の場所、プルドベイに行ったそうです。聞けば2日で往復したとか。今は工事中の箇所があり、3日に1日は道路が通行止になります。天気も安定せず、何より、プルドベイに着いてもその先は油田があるため警備上一般人は立ち入り禁止で、北極海を見ることはできません。看板もなく、ただガソリンスタンドがあるだけです。道もさほど難しくないため、あまりアドベンチャー感を味わえないそう。私たちはトゥクトヤクトゥクで十分満足できたので、明日から南下し、アンカレッジより南のフィヨルドの町を目指します。
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180721Healy 302km

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キャンプ場を出発してデナリハイウェイを西へ。時々深い砂利もありましたが、走りやすいダートでした。絶景の休憩ポイントもいくつかあり、そんな場所にはもれなくキャンピングカーが停まっていました。週末なので、家族や友人と絶景キャンプを楽しんでいるようです。  アラスカ山脈の雪景色に見とれながら進んでいると、ついに姿を見せてくれました。北米最高峰のデナリ(マッキンリー)です。植村直己さんが冬季単独初登頂した山。晴れの日でも山頂まで晴れていることは珍しいデナリ。デナリハイウェイゴール近くでようやくご対面することができました。幸運にも見ることができたのは、たくさんの方が応援してくださっているから。最初は雲と見間違うほどの高さがあるデナリ。アラスカ山脈も5000m級が並んでいますが、デナリは一つだけアラスカの主のごとく聳える山。20年前、よしさんはデナリの山頂を見たいがためにダートを一往復半したそう。「3度目の正直」で山頂まで拝めて何よりです。

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180720 Denali High Way Tangle Lake Campground 361km

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春のような気温のアラスカ。走っていても眠くなってしまうので、休憩場所でお昼寝タイム。道路横にはパイプラインが続きます。アラスカの北プルドベイから運ばれる石油が通るパイプライン。叩いてみると意外と薄いつくりになっていました。
 デルタジャンクションから2号線へ。眠くてしょうがなかった道から一転、アラスカの山々が見え、一気に目が覚めました。標高500mから5000m級の山々が見える光景は圧巻です。天気も良く、休憩場所では地元のトラック運転手さんも写真撮影をするほど。2号線からDenali High Wayに入り、キャンプすることにしました。明日のデナリ(マッキンリー)に期待できそうです。

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180719 Tok 321km

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アラスカに入りました。ドーソンシティからダートの道「Top of the world high way」を通ってカナダ国境へ。カナダ入国と違い、アメリカ入国はやはりあっさりでした。強気なネーミングのダートの道はトレーラー付きのゴールドウイングでも走ることができ、デンプスター帰りの私たちにとっては物足りない道でした。そうはいっても油断は禁物。安全運転で走ります。  いくつか山を越えるダート道。山頂付近では念願のカリブーの群れを見ることができました。アラスカに入ると、トナカイがお出迎え。デンプスターでは蚊と烏にしか出会いませんでしたが、アラスカは動物との出会いに期待できそうです。  ドーソンシティで出逢ったライダーさんに教えてもらった「砂金」ポイントへ。アラスカのチキンという村の手前にある川です。ポイントでは山を削って金脈を探しているショベルカーがたくさん。地元の方に聞いてみると、もっと採れる場所まで案内していただくことになりました。川を見ると、茶色い水の中で砂がキラキラ輝いています。金が入っていそうな石を見つけて大満足の私たち。金探しを生業にしている方もいるので短時間で宝探しを終えました。

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