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バイク旅立ち・輸送手続き

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   海外をバイクで走るために必要不可欠で、一番億劫なこと、それは日本を出る準備。これまで走ってきた国々では、いとも簡単に国境を越えられたこともしばしば。自国を出るのが一番面倒なのです。今回は、バイク旅立ちに至るまでの手続き云々をご紹介します。 ①登録証書、国際ナンバープレート これまでにも紹介してきたので下記参照ください。 国際ナンバープレート作成  特に変わったことは増税の影響で料金が 100 円高になっていたこと。前回は 125cc で行こうとしており、長野県では前例がなくまさかの 1 番、 2 番でしたが今回は元々のナンバーで作成。 125 以下では登録証書の作成方法が異なるようです。 ②カルネ  日本から持ち出したバイクで外国を走る場合、本来なら「輸出、輸入」扱いとなり、各国で入国時に関税を払い、出国時に払った分を返金してもらいます。が、それぞれの国を通過するだけの物に対していちいちお金が絡む手続きをやっていると大変面倒です。国境はただでさえ混雑するものですし。そこで通関手続きを簡単にするために考え出されたのが「 CARNET DE PASSAGES EN DOUANE 」という書類。通称カルネ。この書類に入国、出国時にスタンプを押すことで通関手続きが終了となります。いわばバイクのパスポートのようなもの。日本ではカルネは JAF で発行してくれます。カルネを使う場合、それぞれの国で関税免除になるので、日本から持ち出したバイクを必ず日本へ持ち帰らなければなりません。今回行こうとしているアフリカやアジアの国々はカルネがないと入れない国(なくても入国できる国も多いがあると助かる)ばかり。前回はカルネのいらない国だけ走りました。ちなみに日本もカルネが必要な国なので、外国人ライダーは面倒な書類作成をして高い輸送費を払って来ています。もし外国ナンバーのバイクや車を見かけたらみなさん優しくしてください。  カルネ作成にはお金がかかります。  ○カルネの書類代  ¥110,000 (二人)   内訳   ・カルネ発行料金( JAF 会員 25 枚綴り) ¥25,000 (一人)   ・クレーム処理預かり金  ¥30,000 (一人)  ○カルネ保険代  ¥66,