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2月, 2018の投稿を表示しています

180227 Resistencia 361km

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朝は汗だく、夕方は雨でびしょびしょ。雨に濡れてちょうどいい気温だったので、一度も合羽を着ることなく。結果、一日中Tシャツが乾かない日となりました。  パラグアイの首都、アスンシオンを出てフェリーでアルゼンチンへ渡ります。フェリーを待っていると、例によってバイクに興味をもったお兄様方が集まってきてくれます。この先の道をああでもない、こうでもないと力説。アルゼンチンのサルタへ向かう道は二本しかないんですが…。国境を越えた先のガソリンスタンドで、再会した時には、アルゼンチングッズやお菓子を頂戴しました。 
 アルゼンチンの国境近くでは、湿地に挟まれた一本道を進むのですが、道路の両脇には手作りの小屋がずらり。電気、ガス、水道がない傾斜のある土地に立つ家々。車はもちろん、商店もありません。国境の川を越えれば隣の国の首都。心が痛くなります。

180223-0226 Asunción 376km

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エンカルナシオンを出発し、アスンシオンへ向かいます。ヤシの木がまばらに立つ草原を横目に、国道1号線を西へ。集落ごとに道路脇で売っているものが決まっているようで、店が並び始めたかと思ったら、すべて同じものを売っています。ハンモック村、サッカーボール村、ハチミツ村、まな板村などなど。それぞれ職人さんがいるのでしょうか。

 アスンシオンへ来た理由、それは教え子に会うこと。デュッセルドルフの保護者様のご縁で、パラグアイでも私たちの旅の話をする機会をいただきました。休日にもかかわらず集まってくださった方々。子供達や保護者の方に話をさせていただけるのは、とてもありがたいことです。旅の経験が何らかのかたちで還元できれば嬉しい限り。人のご縁ほど貴重なものはありません。またどこかで、日本の子供達に話ができれば嬉しいです。

180222 Encarnacion 319km

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イグアスの滝から12号線を戻り、パラグアイ国境の町、Posadasを目指します。2日前に通った時は雨で泥だらけになりましたが、今日は快晴。景色も違って見えるわけです。洗濯したジャケットの軽いこと軽いこと。太陽の光を反射するほど輝きを取り戻しました。  アルゼンチン、パラグアイの国境は混んでいるとは聞いていましたが、平日にもかかわらず、国境手前から大渋滞です。地元ライダーに倣い、私たちも車をすり抜けて先へ進みます。が、進んだ先はバイクの大渋滞。これほど国境でバイクが並んでいるのは初めてです。バイクの列は抜かせないので、並ぶこと30分。アルゼンチン国境通過。いつも税関で提出していたバイク書類は提出せず、税関事務所もありませんでした。パラナ川を渡る橋の上では、ウルグアイからアルゼンチンへ向かう車線が大渋滞。バイクも車も荷物満載です。パラグアイ国境は、素通りしようと思えばできてしまうような国境。入国手続きが必要な私たちは国境建物へ。バイク書類を作成してもらうため、あの「ADUANA」の文字が入った制服のおじさまに声をかけます。返ってきた言葉は「チョットマッテクダサイ。」まさかの日本語。しかも日本人が使うような日本語。好感度500%です。聞けば、国境から100キロほど北にあるPirapoという町が日本人村になっており、たくさんの日本人が住んでいるそうです。国境の町、Encarnacionにも日本人が住んでいるそうで、日本食屋さんもあるのだとか。話をしながら書類を書いてくれるダリオさん。テレビのリモコンをポチポチしているかと思ったら、流れてきたのは日本語。日本のテレビが普通に流れるパラグアイ税関事務所でした。
 そんなこんなで国境を通過し、パラグアイに入ります。国境を越えた途端、道路脇に並ぶ店、店、店。シウダード・デル・エステが免税の町なのは聞いていましたが、パラグアイ側の国境近くの町は買い物天国のようです。日用品店はもちろん、目立ったのはタイヤのお店。国境で後ろに並んでいたバイクのタイヤがツルツルだった理由がわかりました。私たちのタイヤも見つかりそうです。

180221 Cataratas del Iguazu

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誰が決めたのかわかりませんが、世界三大瀑布のひとつ、イグアスの滝。世界遺産で一大観光地。観光地らしい観光地にはあまり行かない私たちですが、大自然に圧倒されに行きました。ジャングルの中にあるイグアスの滝。ここは滝の他に動物、植物、昆虫たちの種類も多く、歩いていても飽きません。まさにこの世の楽園。電車に乗って、遊歩道を歩いて、全部回ろうと思うと1日では足りません。「悪魔の喉笛」で滝を上から眺め、「Lower Trail」では滝壺の近くまで行って全身びしょ濡れに。
 昨日、ここぞとばかりに洗濯しましたが、今朝の予報では晴れているのに湿度100%。乾かないわけです。2人とも水着を着て行きました。イグアスの滝へお越しの際は、晴天の日に水着を着ていくことをお勧めします。

180220 Puerto Iguazu 257km

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パラグアイ、ブラジル、アルゼンチンの3つの国境線があるイグアス。三大瀑布の一つ、イグアスの滝を見るために北上してきました。北上するにつれて道路脇はジャングルに。木が増えると虫が多くなるのが常ですが、ここに大量発生するのは蝶々。イグアスには500種類以上の蝶がいるそうです。道行く人の顔立ちも変わり、白人が少なくなってきました。ガソリンの名前もGasolinaからNaftaに変わり、肉や野菜を詰めた揚げパン、エンパナーダが減り、代わりに増えたのはチーズパン。マテ茶の産地、Misiones州。過去の戦争が今でも影響しているからか、この州にはアルゼンチン国旗が一つも掲げられていません。アルゼンチンを走りながら、どこか別の国に来たようです。  「iOverlander」アプリが今日も大活躍。大陸を横断する人、特に野宿で旅する人たちの口コミアプリなので、安くて快適なキャンプ地や宿の情報が載っています。そこに紹介されていた「Cabanas Castillo Yguasu」というお宿を目指すことに。ここは一大観光地なので幹線道路にはお高そうなホテルが乱立しています。横道に入り、ガレ場ダートを進んだ先で見つけたのは看板が出ていない広大な敷地に立つお家。中から出てきてくれたのは愛想のいいバイク乗りのオーナーさん。値段を聞くと、いくらがいい?と聞かれてしまいました。この時点で本日の宿泊場所に決定です。冷たいコーラでおもてなしいただき、バケツを貸していただいて洗濯祭り開催。バルセロナ以来となるジャケット、ズボンをお洗濯。気兼ねしないですむところでないと、なかなか洗えないのです。快速インターネットに、エアコン付きの一軒家。フルーツ食べ放題のお庭ジャングル。こちら、南米のオアシスに確定です。

180219 San Ignacio 388km

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いつもお世話になっているYPF。他の方からすればただのガソリンスタンドですが、私たちにとっては、ただで泊まれるガソリンスタンド。ブエノスアイレスを出発して始まったテント生活。室内で過ごす夜は至極快適ですが、屋外のテントでは雨の気配に敏感になります。昨日の夜遠くで光っていた稲光。明け方になると私たちの頭上に雨を降らせてきました。びしょ濡れのテントをたたむところからスタートした本日。北上を続け、雨季エリアに入ってきたようです。  雨の中走るのは、ライダーにとってあまり気乗りしないものですが、今の私たちにとっての雨は、天然の洗濯機。バルセロナ以来一度も洗えていないジャケット、ズボンを洗ってもらいます。ヘルメットのスクリーンもピカピカにしてくれる土砂降り洗濯機。助かります。が、きれいになったと思ったところで道路に流れ込む泥と化した赤土。自分のバイクからの跳ね返りでバイクも服も泥だらけ。そろそろ熱帯雨林の地域に入ってきたのでしょうか。これまでの荒野がジャングルに変わり、どこもかしこも赤土だらけです。
 今日は1日雨、明日は雷雨の天気予報だったので、今日はプエルトモント以来となる「自腹ベッド」です。一つの部屋で電気、水道を使えるのが贅沢に感じます。

180218 Paso De Los Libres 490km

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国境を越えられるか心配で朝4時に起きてしまったよしさん。いつも通り6時過ぎまで寝ていた私。今日は越えられるでしょうか、少し心配になりながらも、いや越える!という一心でひたすら昨日走った道を逆戻り。昨日通り過ぎた国境、Paysanduへ。いつものようにパスポートにスタンプを押してもらい、税関ADUANAへ。いつも通りバイクの書類とパスポートを提出。いつもとはまったく違う心境で職員の方の一挙手一投足に注目。すると、職員さんがパソコンを操作するではありませんか。心の中ではガッツポーズ。そしてもらった書類はいつも見慣れたアルゼンチンのバイク書類。晴れてアルゼンチン入国です。昨日の騒動は一体何だったのか…。とにもかくにも、アルゼンチン万歳!!
 思わぬ回り道をしてしまったので、ひたすら走りまくった1日でした。

180217 Termas de Dayman 311km

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物価の高いウルグアイを抜け、アルゼンチンへの国境を越えようとした私たち。パスポートにアルゼンチン入国スタンプを押してもらい、いつもの税関、「ADUANA」へ。ここでバイクの書類を作成してもらい、出国時に渡すのです。いつも通り愛想よく税関職員の方にご挨拶。が、なんだか様子がおかしいです。携帯片手に何やらポチポチ打ち始めました。「バイクの保険が必要だ」「なければ入れない。」いやいやいや。今まで誰も何も言わなかったですけど!!「これまで何も言われなかった。この国境だけなぜ必要なんだ。」と、スペイン語で応戦します。が、職員の顔色は変わらず、「上司に話せ」とGoogle先生からのお言葉。仕方がないのでボスのいる事務所へ。中にいたのは気難しそうなボス…。保険なしでは入国できないということを懇切丁寧に説明してくれました。じゃ、いくらで入れるのかと聞くと、国境では入れない、アルゼンチンへ入ってくるなの門前払い。困りまくっていると、同じ国境のアルゼンチン職員が集まってきてくれました。部署が違う職員の方がさっきのボスに聞いてくれましたが、やはりだめだったそうで、別の国境をすすめられました。それもどうなんだというツッコミは心に秘め、別の国境へ向かうための準備をしてもらいます。一度入国したスタンプを取り消し、ウルグアイ出国に必要な書類を再度作ってくれる親切な職員の方々。つまるところ、みなさん仕事熱心で親切な人ばかりのアルゼンチン国境、「Salto Grande」でした。
 この日は来た道を戻り、温泉があるという町へ。久しぶりの温泉で心も体もリフレッシュ。もう少しウルグアイでのんびりしろと神様からのメッセージですね。明日は越えられるのか…いや、越える!!!

180216 Las Canas 281km

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ホンダ社員の方々に見送られ、ウルグアイへ向けて出発。  北上するにつれて、道路脇の緑が増え、「アマゾン」らしい景色になってきました。本物はまだまだ北ですが。  ウルグアイ国境手前、大きな橋を渡り終えるとアルゼンチンの料金所がありました。これまで高速道路を使ってもバイクは無料だったのですが、最後は1台30ペソ。それでも200円しません。
 国境でパスポートチェック、税関書類を作成してもらい、通過しようとしましたが、パスポートを確認すると、もらえるはずのスタンプが押してありません。国境を越えるゲートにいた軍人のお兄さんに聞くと、陸路での国境ではスタンプがないとのこと。そんなのありですか…。仕方がないのでそのまま国境を通過し、近くにいた両替商のお兄さんと話してみると、ウルグアイのガソリンの値段はアルゼンチンの2倍することが発覚。そんなのありですか…。そういえば、国境ではウルグアイから来た人たちの免税手続きで長蛇の列ができていました。ステッカーだけ買ってアルゼンチンに戻った方が良さそうです。

180214ー0215 Buenos Aires 0km

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ラウールさんの車に先導され、アルゼンチンホンダへ。「HONDA」の文字が入った道路標識を過ぎると、広大な敷地の向こうに工場が見えてきました。どこでもキャンプできそうな芝生が広がっています。  整備させていただくトレーニングセンターに着くと、スタッフの方に出迎えていただきました。みなさんバイク好きと見えて、興味津々でバイクを眺めてくださいます。センターのスペースをお借りし、整備開始。スタッフのダリアンさんが整備を手伝ってくださり、工具を貸していただいたりとずいぶん作業がはかどりました。アルゼンチンホンダは四輪と二輪の製造をしております。 一つの工場で車とバイクを作っている製造ラインを見学させていただきました。貴重な経験でした。
1日ではバイクの整備が終わらなかったので、バイクを置かせてもらい社員さん宅に泊めさせていただくことに。   バルセロナ以来の日本食レストランで社員の方に歓迎していただき、副社長のご自宅では3か月ぶりの湯船に浸からせていただきました。翌日は別の社員の方のご自宅へ。この旅初となる中華をいただきました。

 出発の日、上山社長をはじめ、たくさんの方に見送っていただきました。みなさんの期待を乗せて、今日も走ります。日本からアルゼンチンホンダに訪ねられるようにアポイントメントを取ってくださった日本のホンダの社員の方々のためにも。