180222 Encarnacion 319km




 イグアスの滝から12号線を戻り、パラグアイ国境の町、Posadasを目指します。2日前に通った時は雨で泥だらけになりましたが、今日は快晴。景色も違って見えるわけです。洗濯したジャケットの軽いこと軽いこと。太陽の光を反射するほど輝きを取り戻しました。
 アルゼンチン、パラグアイの国境は混んでいるとは聞いていましたが、平日にもかかわらず、国境手前から大渋滞です。地元ライダーに倣い、私たちも車をすり抜けて先へ進みます。が、進んだ先はバイクの大渋滞。これほど国境でバイクが並んでいるのは初めてです。バイクの列は抜かせないので、並ぶこと30分。アルゼンチン国境通過。いつも税関で提出していたバイク書類は提出せず、税関事務所もありませんでした。パラナ川を渡る橋の上では、ウルグアイからアルゼンチンへ向かう車線が大渋滞。バイクも車も荷物満載です。パラグアイ国境は、素通りしようと思えばできてしまうような国境。入国手続きが必要な私たちは国境建物へ。バイク書類を作成してもらうため、あの「ADUANA」の文字が入った制服のおじさまに声をかけます。返ってきた言葉は「チョットマッテクダサイ。」まさかの日本語。しかも日本人が使うような日本語。好感度500%です。聞けば、国境から100キロほど北にあるPirapoという町が日本人村になっており、たくさんの日本人が住んでいるそうです。国境の町、Encarnacionにも日本人が住んでいるそうで、日本食屋さんもあるのだとか。話をしながら書類を書いてくれるダリオさん。テレビのリモコンをポチポチしているかと思ったら、流れてきたのは日本語。日本のテレビが普通に流れるパラグアイ税関事務所でした。

 そんなこんなで国境を通過し、パラグアイに入ります。国境を越えた途端、道路脇に並ぶ店、店、店。シウダード・デル・エステが免税の町なのは聞いていましたが、パラグアイ側の国境近くの町は買い物天国のようです。日用品店はもちろん、目立ったのはタイヤのお店。国境で後ろに並んでいたバイクのタイヤがツルツルだった理由がわかりました。私たちのタイヤも見つかりそうです。

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