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180801 Snag Junction 435km

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 今日はアラスカ最後の日。山頂に雪をかぶった山々を見ながら走ります。これほど「比高」がある山は最初で最後。どれだけ見ても見飽きません。雲が出てきてもそれはそれで美しく…。オーロラのような景色にも出会えました。いや、あれがオーロラだということにします。  分岐の町、Tokに帰ってきました。アラスカで最初に泊まった町Tok。なんだか懐かしいです。ガソリンスタンドで3人分ほどの荷物を積んだKLR乗りに出逢いました。危険極まりない積載方法ですが、旅人感MAXです。  あとはカナダ国境を目指すのみ。あのカナダ入国拒否事件が脳裏をよぎりますが、ついてるついてる。何度も唱えながら走りました。アラスカカナダ間の国境は二箇所しかなく、場所がかけ離れているため、ここでだめだと言われたら事件です。アメリカ国境を横目に、30kmほど進んでカナダ国境に到着。よしさんは難なくクリア。私のパスポート番号をパソコンに打ち込むと、ピコン。何かしらのエラーが出たようです。いちから全て説明しなければならないのかと思っていると、滞在許可日数を聞かれただけで終了しました。最後に、「NAGANOでオリンピックがあったね。」と笑顔で行ってらっしゃいと言ってくれた係員さん。カナダ最高!!無事に再入国を果たしました。 JAPAN to JAPANを訪問していただきありがとうございます。 バイクで世界を旅する醍醐味を、たくさんの方に知ってもらえれば嬉しいです。 これからも応援よろしくお願いいたします。 ↓下のボタンをクリックしていただけると、ランキングが上がり、私たちのテンションも上がります。どうぞよろしくお願いいたします。  Please click the link below.Thank you!   にほんブログ村

180731 Copperville 310km

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どどん!! まさに氷の河  ワーキンさんと別れを惜しんでだらだらしていると、お昼前の出発になりました。アラスカの夜は長いのでいつまでも走っていられるのでよしとします。  1号線を走りGlenn HWYへ。晴れの日にアラスカの山々を見るのは絶景の連続です。おかげでしょっちゅうよそ見しなければなりませんでした。カーブを曲がり、まっすぐ伸びる道路の前にドカンと現れたのは、Mount Drum。標高は12010フィート(3660m)これでも迫力満点ですが、その奥にもさらに高い山Wrangell(4301 m)、Bluckburn(4995 m) 々があります。登山家の方々がアラスカの山に惹かれる理由も納得です。アラスカまで走ってきてよかった。心底そう思います。もうすぐアラスカが終わってしまうと思うと寂しい限り…。  今日は晴れで風もありません。アラスカの山々を見ながら野宿することが決定されました。 JAPAN to JAPANを訪問していただきありがとうございます。 バイクで世界を旅する醍醐味を、たくさんの方に知ってもらえれば嬉しいです。 これからも応援よろしくお願いいたします。  ↓下のボタンをクリックしていただけると、ランキングが上がり、私たちのテンションも上がります。どうぞよろしくお願いいたします。 Please click the link below.Thank you!   にほんブログ村

180729-0730 Anchorage 160km

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みんなハンティングされたのでしょうか…。  アンカレッジに帰る場所ができたので、休息も兼ねて再びあのハーレーのお店へ。私たちが出発する時にいた、アイスランド人ライダーグディさんがまだいました。グディさんは、モンゴル、パミールを経てユーラシア横断、カナダのトゥクトヤクトゥクまで走った方。もう疲れてしまったようで、南米に行くのをやめ、アイスランドに帰ることにしたそうです。(「端」まで来ると、そんな気になってしまうのもわからないでもない。)  ハーレーのお店横にはレンタルバイク屋さんがあります。ここではタイヤを無料でいただけると聞いたので、早速見にいきました。ガレージ裏に所狭しと並んでいたのは、ほぼ新品のタイヤばかり。XRのリアタイヤがなかったのが「幸い」でした。ホンダのお店で日本の3倍以上の値段で買ったタイヤなので…。こんなに親切にしてくださるお店が並ぶとは、アラスカを走られるライダーさんは、ぜひハーレーのお店へ。  翌日、これまで何度もボンドで修理してきたよしさんのマットが、いい加減終わりを迎えたので、アウトドアショップでサーマレストのマットを購入しました。日本よりお安く80ドル。サングラスも壊れてしまったのでシューティンググラスを買いました。ブランドものは高いですが、シューティンググラスなら視界を暗くするわけではないので、バイク乗りにも重宝しそうです。  コロンビア、パナマ間のバイク輸送で助けてもらったチリ人弁護士ライダー、ワーキンさんと再会。アラスカには来ないと言っていましたが、よしさんの話を聞いて気が変わったようです。出逢いは旅の醍醐味。再会は嬉しさ倍増です。 JAPAN to JAPANを訪問していただきありがとうございます。 バイクで世界を旅する醍醐味を、たくさんの方に知ってもらえれば嬉しいです。 これからも応援よろしくお願いいたします。  ↓下のボタンをクリックしていただけると、ランキングが上がり、私たちのテンションも上がります。どうぞよろしくお願いいたします。  Please click the link below.Thank you!   にほんブログ村

180728 Moose Pass 322km

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 1号線と9号線の分岐まで戻って今日はSewardへ。おすすめの道になっていますが、今日も曇り空。それでも、両側の高い山々の景色は神々しい雰囲気がありました。  これまでパタゴニアやアラスカでよく動物の看板を見かけましたが、看板があるところでは、たいてい動物は現れません。今日は道路横で大型の鹿、ムースを見かけました。写真を撮りたかったのですが、車のクラクションに驚いて逃げてしまいました。地元の人には珍しくないのでしょう。  セワードの町に入ると、そこらじゅうで魚の臭いが漂っています。今日はおいしい魚介類を買えるかもしれません。期待してスーパーへ行くと、やはり昨日と同じ。地の果てのようなアラスカの町で都会と同じくらいの品揃えを誇るスーパーSafeway ですが、魚介類は品薄です。この国の人たちはあまり食べないのでしょう。  カリフォルニアから釣りのためにやってきたという人に出会いました。過去にはパタゴニアにも釣りのために行ったそう。アウトドアショップに行けば、キャンプ用品より狩猟や釣り用品の方が多く売られているアメリカ。彼らが農耕民族でないことがよくわかります。  Seward は観光地でキャンプ場は混んでいるので内陸部に戻りキャンプ地探し。キャンプ場は14ドルや18ドル…。飲めない井戸水で椅子とテーブルがあるだけのシンプルなキャンプ場ばかり。滝があったのでそこで水を補給して湖沿いのムースパスという小さな集落までもどり湖沿いで野宿決行。絶景でした。 JAPAN to JAPANを訪問していただきありがとうございます。 バイクで世界を旅する醍醐味を、たくさんの方に知ってもらえれば嬉しいです。 これからも応援よろしくお願いいたします。 ↓下のボタンをクリックしていただけると、ランキングが上がり、私たちのテンションも上がります。どうぞよろしくお願いいたします。  Please click the link below.Thank you!   にほんブログ村

180727 Homer 409km

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 Anchor point。私たちにとって最西端の町にやってきました。これまでずっと西へ西へと走り、一番西まで到着してしまいました。最西端の次は、少し南にあるHomerへ。ここは「LAND’S END」の看板があります。道の終わりには「End of the road park」というただの海岸がありました。その先には海が広がり、先へはバイクで進めません。ここに来るまで50か国、1年と2か月かかりました。よしさんは達成感があったようですが、私はいまいちで…。ロカ岬同様、寂しい感覚の方が強かったです。ようやく日本へ帰るまでの折り返し地点にやってきました。  ステッカーを探して町へ。なかなかセンスのいいものが見つからず、あちこち探し回っていると、ハンドメイドのお土産屋さんがありました。素敵なお店だったので、これまで使っていた割り箸の代わりにお箸になりそうなかんざしを購入。愛想のいい店員さんで、ステッカーをおまけしてくださいました。  ホーマーは釣りのメッカで、海から帰ってきたサーモンが釣れます。スーパーには釣れた魚はまったく売っておらず、魚屋さんもありません。魚は買うものではなく釣るもののようです。  ホーマーから北へ戻ったAnchor riverの川沿い で野宿することに。河原のキャンプ地で貸切でした。釣り好きのよしさんはテントを乾かしている間に早速川へ。晩御飯にトラウトを釣ることができ、塩焼きにしていただきました。オコトコスで竿をくださったロビンさんに感謝です。釣りをしている最中、目の前を遡上する鮭が通っていきました。傷だらけになって生まれ故郷へ帰る鮭。鮭好きでしたが、実際にその姿を見ると、食べられなくなりそうです。 JAPAN to JAPANを訪問していただきありがとうございます。 バイクで世界を旅する醍醐味を、たくさんの方に知ってもらえれば嬉しいです。 これからも応援よろしくお願いいたします。 ↓下のボタンをクリックしていただけると、ランキングが上がり、私たちのテンションも上がります。どうぞよろしくお願いいたします。 Please click the link below.Thank you!   にほんブログ村 ...

180726 Anchorage 70km

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 昨日の雨でついにガーミンが壊れてしまいました。これまで助けてもらったナビ。山用の防水仕様ですが、バイクの振動や雨に耐えきれなくなったのでしょうか。日本に帰ったら、直してあげたいです。ナビがないと困るので、新しいガーミンを求めてアンカレッジへ戻ることにしました。電気屋さんやバイク用品店では見つからず、アウトドアショップでようやく購入。これでひと安心です。  XRのリアタイヤが終わりを迎えそうだったので、タイヤも交換することにしました。Motorcycle shopという名前のお店で安いタイヤを探しましたが、200ドル以上のお値段。しかもホンダ車は見ないと言われました。看板には欧州のバイクブランドとKawasakiのロゴのみ。そんなこんなで昨日お世話になったホンダのお店を再訪することに。ブリジストンのタイヤで185ドルのところを170ドルにまけてもらいました。交換の工賃を聞くと、全部するなら157ドル、バイクからホイールを外すなら65ドルと言われました。どういう計算でそんな工賃になるのかわかりません。数日分の生活費が工賃に消えてしまうのは困るので、自分たちですることにしました。昨日同様、駐車場の片隅を借りて交換しました。作業していると、ドイツから来たアフリカツインライダーがやってきました。旅が始まって2週間ほどなので興奮気味のお二人。2万キロしか走っていないタイヤはすでにつるんつるんになっていました。荷物の積みすぎでしょう。どこに泊まっているんだと聞かれ、まだ決まっていないと言うと、ハーレーのお店でキャンプできると教えてもらいました。 これは行くしかありません。  ハーレーのお店に行くと、「Free Camping」の文字が。温かいシャワーに電源、柔らかい芝生のテントサイトです。今日は3日ぶりにシャワーを浴びました。 JAPAN to JAPANを訪問していただきありがとうございます。 バイクで世界を旅する醍醐味を、たくさんの方に知ってもらえれば嬉しいです。 これからも応援よろしくお願いいたします。 ↓下のボタンをクリックしていただけると、ランキングが上がり、私たちのテンションも上がります。どうぞよろしくお願いいたします。  Please click the link below....

180725 Bird Creek 282km

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 朝晴れる予報だった天気ですが、あいにくの曇り空。それでも、デナリが見えると教えてもらった場所まで少しだけ寄り道しました。晴れれば絶景なのでしょう。これまで二度見ることができたのでラッキーだったということにします。  南下してアンカレッジへ。お土産のステッカーを求めて町の中心へ行くと、大きな声で独り言を行っている人や精神が錯乱状態になっている人を見かけました。イメージと違い、アンカレッジは治安が悪そうです。交差点では、「Hungry」と書いたボール紙をもった先住民らしき人がいました。信号待ちの間、「どこから来たんだと」聞かれ、「日本からだ」と答えると、「良い旅を!」と言われました。そんなふうに言ってくれるのは嬉しいですが、少し切なくなります。  都会の疲れるところは、無料の駐車場がないこと。路肩に停めて急いで見に行きました。よしさんが荷物番をしている間、地元の人3人にここは危ないから早く町を出た方がいいと言われたそうです。10分ほどの間にお巡りさんも巡視に来るほど。早々に走り抜けた方が良さそうです。  お次はオイル交換のためにホンダのお店へ。気づけば8000kmも走ってしまいました。どうりでバイクの元気がなかったわけです。ピットの中ではさせてもらえなかったので、雨の中カッパで傘を作って交換しました。  アンカレッジを抜け、30kmほど南西に下った場所でキャンプすることにしました。曇りではありますが、景色はフィヨルドの光景に。明日からのツーリングが楽しみです。 JAPAN to JAPANを訪問していただきありがとうございます。 バイクで世界を旅する醍醐味を、たくさんの方に知ってもらえれば嬉しいです。 これからも応援よろしくお願いいたします。 ↓下のボタンをクリックしていただけると、ランキングが上がり、私たちのテンションも上がります。どうぞよろしくお願いいたします。 Please click the link below.Thank you!   にほんブログ村

180724 Trapper Creek 416km

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 セルジオさん改、Wowさんとお別れして南下。通るのが3度目となったアラスカ3号線。Cantwellまでは道路横に木々が茂り、山が見えない退屈ロード。それより南は初めて通る道です。デナリを探しながら進んでいると、来るときには見えなかったデナリの登場部分がお目見え。南から見る方がデナリの全景が見えるそうなので期待してしまいます。が、あいにくお天気は下り坂。だんだん雲が多くなり、ビューポイントでも見えなくなってしまいました。あきらめきれない私たちは、デナリが見えるであろう最後のポイントにあるRVパーク(キャンピングカーが泊まる所)でキャンプすることにしました。受付の方によれば、真夜中でも「夕陽」に映えるデナリが見えるとのこと。夜更かししてデナリを待つことにします。 【単車倶楽部】9月号が発売になりました。今回は「アメリカ」についての記事を掲載させていただきました。とにかく広い大きいアメリカ。全てが桁違いに大きいアメリカ。海外ツーリングにはもってこいの場所です。大国アメリカの風を感じたい方はぜひご購入ください。どうぞよろしくお願いいたします。 JAPAN to JAPANを訪問していただきありがとうございます。 バイクで世界を旅する醍醐味を、たくさんの方に知ってもらえれば嬉しいです。 これからも応援よろしくお願いいたします。  ↓下のボタンをクリックしていただけると、ランキングが上がり、私たちのテンションも上がります。どうぞよろしくお願いいたします。  Please click the link below.Thank you!   にほんブログ村

180722-0723 Fairbanks 276km

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セルジオさん改め、Wowさん  ロシアのライダーハウス、アルタイモトで出逢ったイタリア人のセルジオさんと再会。これからウシュアイアを目指して南下するそうです。Chena 川の側にあるキャンプ場で一緒に過ごすことにしました。モンゴルを横断したセルジオさんですが、キャンプ場にシャワーがないことをいつまでも嘆いていて、意外でした。「Wow」が口癖の彼。デナリの晴れた姿をみんなで話している時もWowを連発。文頭に「Wow」、語尾に「Wow」。いつでも「Wow」。1日に何回言うか数えようと思いましたが、1分であきらめました。一緒にいて面白いライダーです。  キャンプ場の側には、洗車場やコインランドリー、シャワーがあるので、デンプスターの泥埃たちをみんな洗い流してきました。これで、鞄に触るたびに手が埃っぽくならずにすみそうです。  翌日、出発しようとしましたが、久しぶりのシャワーで細胞が緩んでしまったようです。なかなか気分が乗らず、連泊することにしました。セルジオさんに教えてもらったSIMカードを買いに、「AT&T」へ。アメリカ、カナダ、メキシコでも使える優れもので、1か月55ドルで8GBまで使用できます。今まで買ったのは何だったのでしょう…。  洗車場ではドーソンシティで会った老夫婦ライダーと再会しました。彼らはトゥクトヤクトゥクへ行かず、アラスカの自走で行ける最北の場所、プルドベイに行ったそうです。聞けば2日で往復したとか。今は工事中の箇所があり、3日に1日は道路が通行止になります。天気も安定せず、何より、プルドベイに着いてもその先は油田があるため警備上一般人は立ち入り禁止で、北極海を見ることはできません。看板もなく、ただガソリンスタンドがあるだけです。道もさほど難しくないため、あまりアドベンチャー感を味わえないそう。私たちはトゥクトヤクトゥクで十分満足できたので、明日から南下し、アンカレッジより南のフィヨルドの町を目指します。 JAPAN to JAPANを訪問していただきありがとうございます。 バイクで世界を旅する醍醐味を、たくさんの方に知ってもらえれば嬉しいです。 これからも応援よろしくお願いいたします。 ↓下のボタンをクリックしていただけると、ランキングが上がり、私たちのテンションも上が...