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180131 Cerro Sombrero 225km

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草原とペンギン  道中出会った旅人さん達に教えてもらったペンギンを見るため、寄り道することに。Onaisinという村の近くにあるParque Pinguino Rey。風のあるダートでしたが砂利でなければ問題ありません。片道15キロ進んで迎えてくれたのはキングペンギン。南極探査が行われるまでは世界最大のペンギンだったそうです。現在子育て中のペンギン達。親鳥の足元からのぞく可愛い顔の数々。親鳥が餌をやっている微笑ましい光景からは想像できませんが、寒さが厳しくなると、親は雛に餌を与えるのをやめ、数か月放置することもあるそうです。雛達はそれまで蓄えた脂肪で生き延びようとしますが、成鳥になれるのはわずか3割から5割。動物の世界は過酷です。  ペンギン村を後にし、先へ進もうとしましたが、あいにくの雨。合羽を着て進もうかと思いましたが、時刻は午後4時。このまま先へ進んでも、フェリーに乗ってフエゴ島を出、本日2度目の国境を越え、何もない道をひたすら走らなければ町にはたどり着けません。無理して走ってもいいことはないので、今日はCerro Sombreroで泊まることにしました。ウシュアイアに向かう途中にも寄った村ですが、ここにはすばらしいインフォメーションセンターがあるのです。トイレ、温水シャワー、電源、そしてインターネット。すべて無料です。しかも裏手には平らなテントサイト。チリ人の心意気に感謝です。

180125 Punta Arenas 450km

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   夜はあんなに吹き荒れていた風ですが、夜明け前は音一つしない無風状態。パタゴニアは早朝から出発するのが理想です。  今日はパイネ国立公園へ。塔のような形をしたTorres del Payne。万年雪を頂いたパイネグランデ山。早朝から何台ものバスが向かっています。トーレスデルパイネは、1200万年前に花崗岩が隆起してできた山だそうです。ここは入場料が1人21000ペソ(約3700円)かかるので、入り口手前の山が見える所まで攻めることに。私たちにはそれで十分でした。入り口まで行くのにも断続的にダートがあり、強風の中走るのはそれなりに大変でした。  バルセロナで交換したチェーンがもう終わりを迎えてしまったので、バイク屋さんを探して交換することに。いろいろな人に聞いて回って、プンタアレナスにあるHONDAにたどり着きました。オフィシャルのお店としてはおそらく世界最南端だろうとのことです。陽気な奥様と寡黙なメカニックさん。そしてお店の砂利道でGIANT自転車を飛ばす子供。お世話になりました。Pablo Peredes HONDA。オイル交換もついでに行いました。  ここまで11泊キャンプが続いているので、そろそろ建物の中で泊まりたいなあと邪念がよぎりましたが、安そうな宿でも一泊4万ペソ。泊まっても良いのですが値段とクオリティーが合わないのでどうしても泊まる気にはなれません。暖かい部屋は断念して、暖かい焚き火の横で今日も野宿することにしました。焚き火は宿ではできません。ここは空港横の広大な無料キャンプ場。マゼラン海峡がすぐ目の前にあります。太平洋と大西洋を結ぶ海峡として発見されたマゼラン海峡。(実際はフエゴ島などがあるので最南端ではないのですが。)明日はマゼラン海峡を渡って、フエゴ島を目指します。

180124 Cerro Castillo 310km

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 ペリトモレノ氷河に行くふみさんを見送って、私たちも出発することに。連泊するとどうしても疲れが出てしまいますが、バイクに乗り始めるとさっきまでの疲れもどこへやら。不思議なものです。  出発して早々、荒野の向こうに広がる雪山の景色が見えてきました。こんな絶景が見られるのもパタゴニアならではです。その絶景の中で育つ草花達。風に身を任せて力強く育つ彼ら。私も風に負けていられません。  強風地帯に入ったところで日本人チャリダーさんに遭遇。日本国旗をたなびかせながら、歩くより遅いスピードで蛇行運転。本当、尊敬します。チャリダーの皆様。止まって話してみたいところですが、止まると転倒してしまうので仕方なく声援だけ送って先へ進むことに。今日はアルゼンチンからチリへの国境を越えなければなりません。40号線から少し入ったところに国境があるのですが、まさかのダート。前回の風ダートが脳裏をよぎりますが、そんなことは言ってられないので進むしかありません。こんな道も楽しむ余裕がもてればよいのですが…。アルゼンチン国境まではまさかのダートでしたが、チリに入った途端作りたての舗装路に。大好きです、チリ。いや、アルゼンチンも。ちなみにチャリダーの行くアウストラル街道も、アルゼンチン側は大変だったそうな。アルゼンチン、チリ両方の国境で、係員さんからの「私の名前を漢字で書いて」要請にお応えして、気持ちよく国境通過。日本人はラッキーです。  夕方になったので、今日は国境を越えたすぐの村で宿泊することに。キャンプ場がない村なので、どこかテントを張れそうな場所を探していると、素敵なバス停を発見。向かいの消防署のおじさまに聞くと、「もちろん、どこでもOK」とご快諾。普通なら、国境の町での野宿は嫌がられそうなものですが、ここは例外のようです。他の村の人たちも気持ちよく迎えてくれました。ありがたい限りです。

180118 Chile Chico 295km

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 本日は、パミール以来のオフロードでした。時々アスファルトのような道もありましたが、走り終わった後は足が筋肉痛に。久しぶりのダートは緊張しました…。よくもまあモンゴルやパミールを走ったものだと自分でも思います。明日はアルゼンチン国境を越え、ウシュアイアに向かう40号線に入ります。これからは強い横風とのおつきあい。今ではずいぶん舗装されているようですが、それでもサイクリストは断念せざるをえないほどの強風エリア。バイクも気を抜けば吹き飛ばされてしまいます。吹き飛ばされないよう、風に向かって走るのみ!

180117 Villa Cerro Castillo 324km

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  Quellon Puerto Cisnesまでのフェリーは、5時間どころでなく10時間でした。夕方5時に出発して到着したのは午前3時。椅子の上で大波に揺られるフェリーはもう十分です。乗り物は自分で運転できる方が楽しいですね。真っ暗な中テントを張れる場所を探していると、ビーチ横にテントサイトを発見しました。早速設営すると、後から続々とバックパッカーさん達もテント設営。考えることはみんな同じなようです。  今日は、アウストラル街道、7号線に突入しました。ここは20年ほど前まで未舗装路だった場所。今ではたくさんのライダー、チャリダーが走っています。快適な道がつながれば、人の往来が増え、途中の村にはキャンプ場やレストランが目立ちます。道路の修復工事も複数箇所行われており、チリ人は働き者だと感じました。  アウストラル街道は、山や川、丘陵が広がり、景色に変化があって飽きません。走りがいのあるワインディングが続いて気持ち良いのですが、突然の横風には注意が必要です。なにせここは強風吹き荒ぶパタゴニア。強風のせいでしょうか、山々の頂も鋭くなってきました。なかなか日本ではお目にかかれない光景です。  明日は300kmのダートを走り、Chile Chicoを目指します。天候に恵まれることを祈りつつ…。

180115ー0116 Chiloe island Quellon 275km →Puerto Cisnes(Ferry)

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  プエルトモンを出発していざチロエ島へ。と思ったところで、よしさんのバイクが突然停止。スタマグという電源のメインスイッチが壊れてしまいました。近くのバイク屋さんに行っても開いておらず、車屋さんでバイク用の部品を購入し、どうにか修理することができました。止まってしまった場所は、ホテルの目の前で、車屋さんも近い場所。パタゴニアの荒野でなくて何よりでした。  気を取り直してチロエ島へ向かうフェリー乗り場へ。バイク2台で17400ペソ(約3000円)。30分ほどフェリーに揺られてチロエ島に到着しました。ここはペンギンが見られる場所としても有名で、期待していたのですが、ペンギンがいるところまで別のボートに乗らなければならないことが判明。ペンギンとバイクの写真はアルゼンチンまでの我慢です。  チロエ島は想像していたよりも綺麗な島です。急坂が多いので、サイクリストの方は大変かもしれません。いや、坂を見ると俄然やる気がでるのでしょうか。  チリを走っていて思うのは、郊外に出ても廃墟がなく、道路にゴミが落ちていないことです。ゴミが多いと治安も悪いことが多いので、チリは比較的安全な国だと感じます。  この先、アウストラル街道を走る予定でしたが、途中の村、サンタルシアで村ごと流される大規模な土砂崩れがあったため、そこを迂回するフェリーNaviera Australに乗ることにしました。QuellonからPuerto Cisnesまで5時間ほどの船旅です。インターネットで席を予約することができますが、バイクの支払いはQuellonのオフィスでしかできません。2人で22500ペソ(約4000円)、バイク2台で39400ペソ(約7000円)でした。何でもネットで完了できてしまうご時世ですが、実際に人と会って直接買う方がやはり安心できます。   

180113-0114 Puerto Montt 425km

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 汐見荘で出逢ったチャリダー、箕野さんと道端で感動の再会。旅人との再会は嬉しいものです。汐見荘では、特製カレーに、海鮮ラーメン、御節料理まで作ってくださった箕野シェフ。おかげさまで毎日美味しいご飯をいただくことができました。再会場所は、バイクでも強風に煽られる地域。そんな中でも進んできた箕野さん。ライダーよりもずっと大変だったでしょう。チャリダーの方を尊敬せずにはいられません。  チリの主要国道5号線は、自転車や馬も通れる高速道路です。時々ある料金所ではバイク一台130円ほど。これまで訪れた国で一番ガソリンスタンドの設備がすばらしいチリ。5号線にあるスタンドには、清潔なシャワーに気持ち良さそうなテントサイトなど、宿泊設備が整っています。中には無料の高速Wi-Fiまで。普通のキャンプ場より安く快適に過ごせること間違いなさそうです。   バイクを受け取ってからここまで、走った距離は1400km。さすがに疲れていたようです。この先のフェリーを予約したり、食料を買い込んだりして連泊することにしました。バリスタでもある箕野さんが淹れてくれたコーヒーを飲んだり、手作りハンバーグをいただいたり。時にはゆったり過ごすことも必要ですね。

180112 Moto camp Pucon (Villa San Pedro)324km

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 「快適」な道は昨日と変わりませんが、南へ下るにつれて風が強くなりました。道路脇の木々も斜めに生え、いよいよパタゴニアが近くなってきました。  本日のお宿はMoto camp Pucon。世界中を旅したライダーが経営しているキャンプ場だけあって、そこかしこにこだわりが垣間見えます。部屋のドアノブはチェーンやスプロケットで作られ、洗車場、充電スペース、洗濯機、台所など旅するライダーには嬉しい設備が整います。極めつけはエンジンをビールサーバーに改造した一品。元はKawasakiのNinjaだったそうな。明日はパタゴニアのスタート地点、Puerto Monttに突入します。その先は崖崩れがあったそうなので、順調に進めるかどうか行ってみないとわかりません。まあ、なんとかなるでしょう。

180111 Puente Salto del Laja 497km

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 ウシュアイアに向けてサンティアゴを出発。ひたすら5号線を南下し、ラハ滝が有名な村へ到着しました。高速道路を下りると、おみやげ屋さんが立ち並ぶ観光地。キャンプ場もたくさんあり、休暇を楽しむ地元の人でどこも賑わっています。信号も町もないのでただ走るしかなかった497kmの中で、一番アドレナリンが全開になったのは、キャンプ場までの砂地でした。やはりダートは楽しいです。  出発初日、高速道路料金を10倍の値段で請求されたり、注文したバーガーと違うものがきたり、ポテトの量があからさまに違っていたりすることがありました。きっとものすごくお金に困っていたり、細かいことをいちいち気にしない人達だったのでしょう。ですがチリ人は親切な人が多いです。トイレの場所を聞くとそこまで歩いて教えてくれたり、泥棒が多いから気をつけろとバスの運転手さんに言われたり。やはりどこの国もいい人ばかりです。

180110 Santiago 149km

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タイヤ交換をしてもらう前に、道端でタイヤを外すシステム 待ち時間は、お客さんのタイヤ取り付けを手伝うことに。 工具があればタイヤ交換も速くできます。お世話になりました!  バックパッカーからようやくライダーに戻れた今日。汐見荘の山岸さん達に見送っていただき、出発。迎えに来てくれたPedroさんとValparaísoを観光しました。今日まで何度となく魚市場まで通った道も、バイクだと違った景色に見えます。久しぶりのバイクで、急坂、石畳、野犬の「洗礼」は応えましたが、貴重なツーリングとなりました。これから先の南米ステージでは避けて通れないでしょう。  Valparaísoを後にし、Santiagoへ。3度目となるCasa Matte滞在です。これからのオフロードに備えるため、よしさんのタイヤを交換することに。近くのお店で作業してもらいましたが、新婚旅行割引ということで工賃を無料にしてもらいました。もはや割引ではありませんが。  明日からウシュアイアに向けて南下します。ようやく真剣にルートを考え始めたのですが、ここからパタゴニアのスタート地点となるプエルトモントまで1000km…。1日1日確実に走るしかありません。