180124 Cerro Castillo 310km










 ペリトモレノ氷河に行くふみさんを見送って、私たちも出発することに。連泊するとどうしても疲れが出てしまいますが、バイクに乗り始めるとさっきまでの疲れもどこへやら。不思議なものです。
 出発して早々、荒野の向こうに広がる雪山の景色が見えてきました。こんな絶景が見られるのもパタゴニアならではです。その絶景の中で育つ草花達。風に身を任せて力強く育つ彼ら。私も風に負けていられません。
 強風地帯に入ったところで日本人チャリダーさんに遭遇。日本国旗をたなびかせながら、歩くより遅いスピードで蛇行運転。本当、尊敬します。チャリダーの皆様。止まって話してみたいところですが、止まると転倒してしまうので仕方なく声援だけ送って先へ進むことに。今日はアルゼンチンからチリへの国境を越えなければなりません。40号線から少し入ったところに国境があるのですが、まさかのダート。前回の風ダートが脳裏をよぎりますが、そんなことは言ってられないので進むしかありません。こんな道も楽しむ余裕がもてればよいのですが…。アルゼンチン国境まではまさかのダートでしたが、チリに入った途端作りたての舗装路に。大好きです、チリ。いや、アルゼンチンも。ちなみにチャリダーの行くアウストラル街道も、アルゼンチン側は大変だったそうな。アルゼンチン、チリ両方の国境で、係員さんからの「私の名前を漢字で書いて」要請にお応えして、気持ちよく国境通過。日本人はラッキーです。

 夕方になったので、今日は国境を越えたすぐの村で宿泊することに。キャンプ場がない村なので、どこかテントを張れそうな場所を探していると、素敵なバス停を発見。向かいの消防署のおじさまに聞くと、「もちろん、どこでもOK」とご快諾。普通なら、国境の町での野宿は嫌がられそうなものですが、ここは例外のようです。他の村の人たちも気持ちよく迎えてくれました。ありがたい限りです。

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