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170803 ドゥシャンベ 0km

グリーンハウスホステルに滞在すること5日目になりました。移動しているときの1日は長く感じますが、ここで過ごす1日はあっという間です。明日、ウズベキスタンのビザが取れれば、土曜日には出発します。たぶんビザがもらえるのは月曜日かな。。。申請から4、5日かかるそうです。簡単には発給してもらえません。時間があるので、下記のサイトでアゼルバイジャンのビザを申請しました。(1人60USD)ウズベキスタンも電子ビザなら楽なのになあ。。。申請から3日後、ネットからダウンロードできるようです。 https://m.evisa.com.az/en/  ウズベキスタンのビザは、以下のサイトで申請用紙を記入し、プリントアウトしたものを大使館に提出します。写真はパスポートサイズと同じ、3.5×4.5が一枚必要です。ビザを受け取るときに、1人20USD支払います。 http://evisa.mfa.uz/evisa_en/  ビザを申請するため、ウズベキスタン大使館に行った時、入り口前はタジキスタンの人、人、人。暑い中、タジキスタンのマダム達に圧迫されて汗まみれになりました。それでも、外国人は優遇してもらえるようで、日本のパスポートを見せると、最前列に通してもらえました。家族に会うためウズベキスタンに行きたいタジキスタン人でさえ、ビザをもらえないことがあるそうです。毎日通う人もいるので、大変です。。。  西から来たライダーに話を聞くと、ウズベキスタンの国境では、持ち物をすべて点検されるそうです。写真も一枚一枚見られるとか。人によっては点検に4時間ほどかかったそう。撮影禁止対象の写真があれば、すべて消去されることもあったのだとか。。。大使館前でも、人集りを撮影していた欧米人が写真を消去させられていました。国境を越える前に何とか対処しなければ。。。という訳で、データを消去される前にキルギス、タジキスタンの動画を作成しました。 Kyrgyzstanの動画です。 https://quik.gopro.com/v/8WpU2CKnmD/ Tajikistanの動画です。 https://quik.gopro.com/v/smtmmZw7Rz/

170723 サリタシュСары Таш186km

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キルギスタン、タジキスタン国境近くの町、サリタシュへやってきました。ここに来るまでに、標高3500Mほどの山越えです。標高が高くなるにつれてバイクのエンジンが回らなくなってきます。空気が薄いせいでしょう。私のバイクは1995年製のバイクで空気が薄い所や雨が降ったりすると少し調子が悪くなります。全て機械任せの今のバイクと違い自分の操作が大変大事になってきます。今日もアクセルワークのいい練習になりました。頂上では子供からのお花のプレゼント。心が温まります。サリタシュに到着すると、目の前にはヒンドゥークシュ山脈の雪山が出迎えてくれました。天気は悪かったもののなかなかの迫力です。明日天気はが回復すれば国境を越えいよいよパミールへ突入です。

170722 オシュ Ош 289km

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キルギス第二の都市、オシュへやってきました。オシュへ向かうまではウズベキスタンとの国境沿いを走ります。町も次第にイスラム色が強くなってきました。  休憩していたガソリンスタンドでスロバキア人のロベルトさんに出会いました。HONDAの新型CRFに乗っています。私たちがこれから行こうとしているパミールハイウェイやウズベキスタンの情報をいただきました。この旅では、必要な情報は不思議と巡ってきます。ロベルトさんはこれからモンゴルへ向かうとのこと。モンゴルの道の状況を伝えましたが、ロベルトさんは何だか楽しそうです。しんどいとわかっていても挑戦したくなる気持ち、わかります。ま、一度で十分ですが。  今日のお宿はビシュケクと同じく50USDのホテルです。ネット環境がある宿に泊まりたかったのでいたしかたない。。久しぶりにブログも更新できました。安い宿はバイクでは入りにくい所にあったり、治安の悪そうな所だったり…。都市部は宿代が高いので大変です。 明日からの高山エリアに向けヨシさんはバイクの点検。エアクリーナーのエレメントを掃除。 空気が薄いのでなるべくエンジンの中に酸素を取り込みたいようです。 私は部屋で洗濯やブログなど。 この旅にでてからまだ2回しか洗濯機を使えてません。ほとんど手洗い。 着た切り雀。。

170721 カラケル Кара Куль299km

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キルギスの山は、色や形が様々です。キジルオイから幹線道路の分岐に出るまでのダート区間は絶景に次ぐ絶景。昨日は風で景色どころではなかったですが…。幹線道路に出ても、急勾配の坂を一気に上るところが多く、トラックたちは時速10kmほどでの走行。しかも3000M越え。大変そうです。 途中、アフリカツインを見かけました。どこかでまた会いたいなあと思っていたら、泊まろうとした村で再会。オーストラリアから来られたご夫婦でした。他にも、イングランドからのチャリダーさん、広島からのライダーさん なんと73歳!たくさんの旅人に出会いました。パミールに近づくと、強者旅人さんと出会えます。

170720 キジルオイ Кызып Суу256km

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標高3000Mでの空気は格別です。近くを流れる川で顔を洗って深呼吸。朝はテントがバリバリと音を立てていました。周りを見れば霜が降り0度近くまで気温が下がったようです。 朝のコーヒーを作るにもストーブの火がなかなか安定しなかったです。今日は初の下りの峠ダートです。昨日上ってきたダートも2回目となると気持ちの余裕がもてるようになりました。ロシアで買った地図やlonely planetによれば、ソンクル湖から南へ向かうルートは、景色は綺麗でも道がしんどそうだったので、北を回ってオシュへ向かう道を選びました。舗装路は60kmだけでしたが、3組のチャリダーさんとすれ違いました。みなさんたくましいです。途中、真新しい舗装路がありました。が、いきなりダートとも考えられます。なにせ、その先には標高4048Mの山があります。地元民に道の状況を聞いてみると、カラケルに向かう北ルートの方がよいとのこと。キジルオイの山々を見ながらダートです。夕方、風が強くなってきて、少し不安になりましたが、なんとか到着。明日は残り40kmほどのダートを走って山越えです。

170719 ソンクル湖 Сонzкепь253km

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標高3016Mに位置するソンクル湖にやってきました。初のダートでの峠越えです。標高が上がると、草花も美しく、エーデルワイスも風に揺られて気持ち良さそうです。標高3000Mあたりから3速では登らなくなってきました。パミールにむけて、「アクセルワーク」の練習です。空吹かしをしてエンジンの回転数を上げてから上る技を学習しました。標高2500mから一気に上り、かなりの急勾配で苦労しました。道はガレガレのオフロードでした。民家で夕食だけいただいてキャンプしました。(夕食は2人で500ソム)夕食後は初めての乗馬です。バイクでは到底渡れない川を軽々突破。私は馬に乗るのも一苦労でしたが、5歳児は自力でよじ登り、軽々と操ります。ベルギーからやってきた1年間バックパッカーで旅をしているというカップルに出会いました。夜、テントを出ると、満天の星空です。少し怖いくらい…。生まれて初めて天の川を見ました。

170718イシク・クル湖南 カジセイКажы-Сей 124km

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カラコルを出発して湖の南側へやってきました。せっかくなので、湖のほとりで一泊することに。シンガポールから来られたPohさんに教えていただいたリゾート、ALTYN JEEK RESORTへ。湖水浴を楽しむ方があまりにも多いので、私たちも湖へダイブすることにしました。ここは不凍湖なので水温が少し高めなのかと期待しましたが、少し冷たいくらいです。気温が高く岸の砂利があまりに気持ちよかったので、砂利盤浴。お隣のカザフスタンの方にスイカをいただきました。キルギスでは道路脇でよくスイカを売っています。イシククル湖は世界第二位の透明度だそうです。明日は標高3000Mのソンクル湖を目指します。

170717 カラコル Каракол 392km

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 ビシュケクを出発し、イシククル湖を目指します。北周りのルートで一周する予定です。ビシュケクでは「O!」4GのSIMカード一週間分を100ソムで購入。湖北西部は浮き輪やお土産物屋さんが並ぶリゾート地。道路も綺麗に整備され、建設中のホテルもちらほら。カザフスタンからも休暇を過ごしにやってくる家族連れが多いです。標高1600Mほどの所に位置するこの湖は、一見海のようです。気温は25度ほどですが、湖水浴を楽しむ姿も見られます。リゾート地の近くではスピード違反の取り締まりオンパレード。みなさんよく捕まっています。村の近くには制限速度が表示されていますが、少し離れれば何キロで走ればよいのかわかりません。そんな場所には必ずと言っていいほどパトカーが待機しています。国境で痛い思いをしたので、私たちはパトカーに敏感です。慎重になったおかげで今日は警察のお世話にならずにすみました。  途中の売店でトウモロコシ(二本で60ソム。1ソムが約1.6円です。)を買ってみました。もちろん味はおいしかったのですが、もっと驚いたことは、店員さんが英語を話せること。ロシアやモンゴルではほぼ皆無でしたが、キルギスタンでは地方の村でも英語が通じます。それだけ観光客が多いのでしょうか。  キルギスはホテル代が高く、今日の宿探しも一苦労でした。高すぎたり部屋が空いていなかったりとなかなかいい宿が見つからず困っていると、地元の方が民宿を紹介してくれました。2人で1000ソム。(夕食込み)一般的なホテルだと3500ソム(50USD)ほどの相場なので、いい宿を教えていただきました。この家の方もそうですが、キルギスタンは愛想のいい方が多いです。

170716 ビシュケク 0km

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昨日知り合ったシンガポールから来られたPohさんに、キルギスタンのハイライト、イシク・クル湖とソン・クル湖の動画を見せていただきました。メインルートが想像以上にオフロードだったため、モンゴル横断で慎重になった私たちは、早速タイヤを交換することにしました。ホテルの駐車場を借りて、Pohさんも手伝ってくださいました。  シンガポールの話も大変興味深く、特に車やバイク事情。 シンガポールではバイクを10年ごとに買い換える必要があるそうで、スクラップにしないのであれば、その分料金を払って維持しなければならないとのこと。税金は年々上がっていくそうです。小さい国なので、1年間で販売できる台数も限られているそうで、バイクに乗るのも買うのも維持するのも大変だそうです。限られた土地の中でこそのお話でした。この後カザフスタンに戻ってシンガポールへ帰るというご夫妻から、エアゲージ、空気入れ、高山病予防の薬など譲っていただきました。

170715 ビシュケク Бишкек 37km

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ビシュケクのショッピングセンター スーパーに入るのにも荷物検査があります カザフスタン側国境 一番前まで行かせてくれました シンガポールから走ってきたお二人  毎回、国境越えは気合を入れて臨みますが、今日のキルギス入国は驚くほど簡単でした。カザフスタン側では順番待ちの車の方が先に行かせてくれ、カザフスタンステッカーをプレゼントされました。キルギス側では初の荷物チェックなし。いつもの調子で自動車保険に入れるところを探していたら、国境近くにお店がありました。早速加入しようとバイクを停車すると、そこは駐停車禁止区域。サングラスをかけた警察官に止められ、お金を払えば見逃してやるとのこと。標識は分かりづらく、反対車線は駐停車し放題。やたらと「Visa、Master」と連呼していましたが、賄賂を要求する相手にカードを使いたくありません。その後ボス的な人が出てきて、少しお金を渡せば今回は見逃す的なことを言ってきたので、賄賂を渡してその場を去りました。ロシアやカザフスタンでは一度も賄賂を要求されず、初めての「勉強」となりました。  素敵な出会いもありました。シンガポールから中国を通ってやってきた  夫妻と宿でお知り合いに。現行アフリカツインとNC750の二台です。4人で夕飯を一緒に食べ、旅の話、バイクの話をしました。旦那さんの方はアフリカツインが大好きでよしさんの話を興奮しながら聞いていました。2人ともほぼ同じ年で楽しそうでした。