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相棒帰還

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私達の相棒が帰還いたしました。  世界の港に立ち寄り、アフリカケープタウンにタッチだけして日本へUターン。バイクだけJAPAN to JAPAN。  灼熱のコンテナに閉じ込められて海上を彷徨うこと5か月。  ツルツルに磨いたスポークはサビサビ、サスペンションからはオイルが滲み出る始末。後はどこがどうなっているのやら・・・。  コロナで今後どうなるかわからないので、一度送り出したバイクを日本へ送り返すことにしました。かかった費用は・・・。とりあえず相棒たちが無事で何よりです。悲観しても仕方ありません。  バイクの点検が終わったら、どこか走りに行ってあげないと。  バイクは走るものですからね。

出発延期

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4月6日、南アフリカケープタウンに到着した私たちのバイクは、そのまま日本へUターンすることになりました。バイクで海外を走るのに最も費用がかかるのが、輸送費や出発までの準備費。今回はカルネ(バイクのパスポートのような書類)も作成したので、それらがすべて水の泡となってしまいました。  当初の予定では、4月から6月にアフリカ南・東側諸国を北上し、夏にヨーロッパ、時間と予算が許せばアイスランドを一周し、中東、アジアが冬になる頃にイラン、インド、パキスタンを走ってタイを目指す計画でした。さらに、オーストラリアまで足を延ばすことができれば、前回の旅行と合わせて南極以外の大陸を走ったことになります。  出発前、志ある方に2人のXRのエンジンをオーバーホールしていただき、剛号はビッグタンクや工具箱を手作りしていただきました。協和興材様をはじめ、SHOEI様、IRC様、DAYTONA様、D.I.D.様、SENA様、新富士バーナー様、TIEMCO様など多くの企業様にご支援いただいたおかげで、出発まで漕ぎ着けることができた今回の旅行。私たちもアフリカを走れるのを心待ちにしていましたが、現下の世界情勢により旅行開始を延期せざるを得ないと判断しました。海外をバイクで走ることは簡単なことではありませんが、挑戦できること自体が幸せなことだったと今身に染みて感じます。  自分たちが置かれた状況を受け入れて、今できることをやるしかありません。出発できる日を待っている日々も、かけがえのない一日。日々楽しみを見つけながら過ごすことにします。  アフリカの大地を走る日を夢見ながら…。
 今日も資金作りに励みます!!!  引き続き、私たちのバイク旅を温かく見守っていただけると嬉しいです。

バイク旅立ち・輸送手続き

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海外をバイクで走るために必要不可欠で、一番億劫なこと、それは日本を出る準備。これまで走ってきた国々では、いとも簡単に国境を越えられたこともしばしば。自国を出るのが一番面倒なのです。今回は、バイク旅立ちに至るまでの手続き云々をご紹介します。
①登録証書、国際ナンバープレート これまでにも紹介してきたので下記参照ください。 国際ナンバープレート作成  特に変わったことは増税の影響で料金が100円高になっていたこと。前回は125ccで行こうとしており、長野県では前例がなくまさかの1番、2番でしたが今回は元々のナンバーで作成。125以下では登録証書の作成方法が異なるようです。
②カルネ  日本から持ち出したバイクで外国を走る場合、本来なら「輸出、輸入」扱いとなり、各国で入国時に関税を払い、出国時に払った分を返金してもらいます。が、それぞれの国を通過するだけの物に対していちいちお金が絡む手続きをやっていると大変面倒です。国境はただでさえ混雑するものですし。そこで通関手続きを簡単にするために考え出されたのが「CARNET DE PASSAGES EN DOUANE」という書類。通称カルネ。この書類に入国、出国時にスタンプを押すことで通関手続きが終了となります。いわばバイクのパスポートのようなもの。日本ではカルネはJAFで発行してくれます。カルネを使う場合、それぞれの国で関税免除になるので、日本から持ち出したバイクを必ず日本へ持ち帰らなければなりません。今回行こうとしているアフリカやアジアの国々はカルネがないと入れない国(なくても入国できる国も多いがあると助かる)ばかり。前回はカルネのいらない国だけ走りました。ちなみに日本もカルネが必要な国なので、外国人ライダーは面倒な書類作成をして高い輸送費を払って来ています。もし外国ナンバーのバイクや車を見かけたらみなさん優しくしてください。  カルネ作成にはお金がかかります。  ○カルネの書類代 ¥110,000(二人)   内訳   ・カルネ発行料金(JAF会員25枚綴り)¥25,000(一人)   ・クレーム処理預かり金 ¥30,000(一人)  ○カルネ保険代 ¥66,240(二人)  保険代に関わるものは、バイクの現在価格と通過予定の国で関税が一番高い国(今回はインド)の額、バイクと一緒に運ぶスペアパーツやキャンプ道具の価格、そしてなぜか輸送代金も含ま…

表敬訪問 IRC様・新富士バーナー様

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アフリカアジア旅を応援していただけることになった企業様を表敬訪問。国内最後のテストも兼ねて、愛知県までバイクで走ってきました。長野県からぐるっと一周して700kmほど。エンジンをオーバーホールしていただいて、Microlonも注入したので驚くほど快調でした。 IRCのタイヤは、いろいろなバイクの純正タイヤとして使われています。前回は、オンオフ両方走れるGP21/22を履いて日本を出発。モンゴルにも購入したタイヤを日本から送って交換しました。その後、カザフスタンではサイズ違いのタイヤしか見つからなかったため、リアが若干大きい(足つきが悪い)タイヤでパミールを走りました。同じようなタイヤに見えても、全く乗り味が変わってしまいます。走れば走るほどタイヤは減っていくもの。最初の頃とはタイヤが土を掻く感覚が変わってきます。が、IRCのタイヤは減り方がすばらしいのです。そもそもなかなか減らず、減っても乗り味が変わらないような減り方なので、最後まで安心して走ることができます。社員の方曰く、最後まで同じ品質で走ることができるよう研究されているそうです。また、一口にゴムと言っても、様々な薬品との組み合わせで何通りもの製品を作ることができるので、ゴムの可能性は無限大だとおっしゃっていました。  難点を一つ挙げるとすれば、ヨーロッパ、北南米でIRCを一度も見つけられなかったこと。なかなか減らないタイヤの品質に、外国人ライダーも驚いていました。アドベンチャー好きが多いヨーロッパでも容易に手に入るようになったら良いなぁ。  次回は、海外拠点でもタイヤを提供していただけることになったので、安心です。
 前回の旅行で私たちの食、暖を守ってくれた新富士バーナーのSOTOMUKAストーブ。ガソリンを使って火を起こすことができ、他社製品と比べて音も静か。(アメリカ人もビックリでした。向こうではMSRの天下なのでしょう。)いざという時は予備タンクにもなり、何度も助けられました。ストーブは、鍋を立てる足を折りたたみ、給油ホースを巻き付ければ手のひらに収まる小ささ。粗悪ガソリンや、4000M越えの高地で使うなど、荒い使い方をしても問題ありませんでした。汚れたらメンテできるのも良いところです。  次回はさらにメンテしやすいよう、開発の方に特別仕様のストーブを作っていただけることになりました。アフリカのガソリンで耐久…

IRC 井上ゴム工業株式会社 様

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前回の旅行でXRに使っていたタイヤ、IRCのGP21/22。凸凹したオン・オフロードタイヤです。モンゴルでの砂漠でもオンロードでもオールマイティーに大活躍してくれました。現行車ホンダのCRFにも純正で使われています。  純正タイヤからタイヤを変えたがる人もいますが、純正が一番です。しっかりテストされてますので。  このタイヤを選んだ理由は、どんな道でもそれなりに走ってくれること。消耗具合がとても良いのです。変な山の減り方をしないので山が無くなってきてもそれなりに走ってくれます。それなりと言うとマイナス評価されてしまうかもしれませんが、それなりにつくるというのは一番難しいのではないかと思います。  ロングライフですので長期のツーリングにはもってこいです。
IRC様より2台分のタイヤ、チューブ、リムバンドをご提供いただきました。日本から旅行中もずっとご支援いただけることになりました。大変心強く嬉しいお話です。
IRC

株式会社SHOEI様

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明日香仕様のショウエイ様ヘルメットが仕上がりました。販売店で自分の頭の形に合わせたヘルメットに仕上げてくれるショウエイヘルメット。私達が選んだネオテック2 にはセナ様の専用設計インカムもあります。ヘルメットのデザインに合うよう設計されていて、インカム本体がヘルメット内に収まりとてもスマートです。普通に見たらインカムが付いているとは思えません。
 早速装着して試してみたいと思います。
SHOEI NEOTECⅡ SYSTEM HELMET

軽量化工作③

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前回の旅行では、750ccのアフリカツインと250ccのXRだったので、荷物持ちはアフリカ君の担当でした。大きなバイクはフレームがその分頑丈なので多少重くなっても耐えてくれます。タイヤ交換の時などは、アフリカ君のアルミボックスでバイクを持ち上げ行っていました。が、次はちびっ子250cc2台。ボックスを付けるとバイクに負担がかかるので、布地のサイドバックを使うことにしました。では、タイヤ交換はどうするか。
 少しバイクを持ち上げるだけでいいので、サイドスタンド以外にバイクを支えられる「一本足」を持っていくことにしました。お金を出せば量産品を購入できますが、ただの一本足では面白くありません。そこでよしさんが考案したのが、「一本足ハンマー」。アルミ棒を加工して軽量化し、ペグを打つ時にも使えるようにハンマーのプラスチック打面を取り付けました。様々な路面でも使えるように地面に接する部分も溝を付けたり、長さを調節して、フロントリア両方に使えるようにしました。できあがってしまえばなんてことないのかもしれませんが、ここまで仕上げるのにアイディアを絞り出して試行錯誤。応援に来てくれるお友達にも好評の一品になりました。