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170817 ギャンジャGəncə 475km

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 アゼルバイジャンの道は綺麗に舗装されていて、ガソリンスタンドではガソリンを買うことができます。リッター80円ほど。意外に高くてびっくりです。初めて入ったスタンドの売店は、日本以来の自動ドアでお出迎え。それほど暑くもなく、ひたすらまっすぐの道。水やガソリンの心配をしなくてもよくなりました。が、「快適」は「退屈」。飲み水がなくて川の水で凌いだり、舗装路に恋い焦がれながら中央アジアを走っていましたが、いざ舗装路だけとなると…。 アリャートの宿を出発し、まずは泥火山へ。その名の通り、泥が噴き出す火山で、ゴボゴボと音を立てているのを聞くと、あまり長居はできません。熱々の泥を想像していましたが、実際は泥パックができるくらいの冷たさでした。  オイルマネーで発展したバクーを見に、往復150kmの寄り道。斬新な設計のホテルを素通りし、旧市街にある世界遺産を横目で確認しつつ、外周をバイクで一周。当初はバクーで一泊する予定でしたが、区画整理された格差地域では安心して眠れそうもなかったので、そのまま先へ進むことに。アゼルバイジャン第二の都市ギャンジャを目指します。  今まではバイクで走っていると手を振ってくれる人がいたり、ハイタッチを求められたりしましたが、アゼルバイジャンはあまり反応してくれなくなりました。寂しいなあと思っていると、横を走る三菱自動車から水の差し入れ。(時速80kmで走行中)せっかくなのでありがたく頂戴しました。

170815ー16 アゼルバイジャン行きフェリー アリャートƏlət

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Samurai をイメージ  アクタウに着いた翌日にカスピ海を越えるフェリーに乗れるのは、かなり運が良かったようです。一緒に乗るトラックの運転手さんたちは、4日間フェリー乗り場の駐車場で待っていたそう。。。たとえフェリーが出る日に来たとしても、税関等の手続きに時間がかかるので、フェリーに乗れず、また最低4、5日は待たなければならないそうです。カスピ海越えも、ある意味過酷。 これから30時間ほど船の旅が始まります。3食付きだと言われたので食料を持っていかなかった私達は何度もレストランを覗きに行きました。 お腹が空いているのがバレたのでしょうか。夕飯前にパンと野菜の差し入れをいただきました。  夕日を見ようとデッキに上がると、綺麗な雲を見ることができました。風が強いこのエリアならではの光景です。夕飯には久しぶりのボルシチ。そしてカスピ海ヨーグルト。なかなかおいしかたです。一緒に乗った人の中にはトルコ人が多いようで、夜には宴会が始まりました。みなさん楽しそうです。  翌日、バクーが近くなって来た頃、海の上に石油採掘場が見えてきました。首都のバクーはオイルマネーで発展した町だそう。ガソリンが安いことを期待します。  このフェリーに乗るまで、たくさんの方に助けていただきました。フェリーに乗る前の手続きではトルコ人のトラック運転手シェーファーさんに、下船後の手続きは、一緒になったトルコ人ライダージャンさんに全て英語で通訳してもらいました。彼はトルコでロボット工学の先生をしているそう。他にも、このフェリーに乗り慣れていない私たちを気遣って、たくさんの方が声をかけてくださいました。ありがたいことです。  フェリー代は、大人1人が26720テンゲ、バイク1台が8850テンゲをカザフスタンで、110USDをアゼルバイジャンで支払い、合計約200USDほどかかりました。  フェリーがアクタウに着いたのは10:00、出港は16:00、アリャート沖で3時間停泊、港到着は17:00、税関等手続きが完了したのは22:00過ぎでした。。。  もう走りたくない時間だったのでキャンプしようかと思いましたが、聞く人聞く人皆サソリとヘビがたくさんいる...