190604 全バラ開始 


使用したバッテリー(上)と新しいバッテリー(下)

ぎりぎりセーフ!!!

上が使用したバッテリー。膨らんでいるのがお分かりでしょうか。膨らみすぎると爆発します。
劇的ビフォーアフター三連発


手に持っている線が「アース」
夕焼けとASUKAバッグ

 8万5000キロ走ったXR(通称:R子)と2万キロ走ったXR(お名前募集)。2台をばらし、点検整備に入ります。

 まず、前回の旅行で予備として持っていったパーツがまだ使えるか点検することに。バイクの頭脳であるCDI(Capacitor discharge ignition 点火装置の一種)と、レギュレーター(電圧制御装置)をつなぎます。そこで事件発生。予備パーツをつないだ途端、エンジンがかからなくなってしまいました。旅行中にどちらかが壊れてしまっていたようです。その後、新しいバッテリーに交換し再度確認したところ、レギュレーターが壊れてしまっていたことが判明。元のレギュレーターに戻すと無事にエンジンがかかりました。やはりXRは不滅です。
 CDIはお高い高級パーツ、レギュレーターはバイクの走行に使う電気の量を調整してくれるパーツで、熱くなり過ぎて壊れてしまう場合もあるものです。予備のCDIが壊れていたらある意味大惨事でした…。

 外装部品(バイクを覆っているプラスチックカバー全般)を外し、ホースやハーネスを濡れ雑巾で拭いていきます。ホースは中に液体が入っているもの、ハーネスは中に電気系の線が入っているものです。ま、どちらも黒い線です。8万キロ分の泥や埃を取り除くとあら不思議。ピカピカの新車状態ではありませんか。出発前にテープで補強したり、スポンジを貼り付けたりした甲斐がありました。「神は細部に宿る」です。ただ、予想外に傷ついてしまった箇所もありました。XRをお持ちの方はぜひ点検を。
 ・バッテリーボックスの側面が傷だらけ
→最初はぴったりはまっていたのですが、振動を受けすぎてしまったようです。途中ダンボールを挟んでおいたのですが、なくなっていました。
 ・バッテリーにつながるマイナスの線に傷(マイナス側のことをアースと呼びます。電化製品の緑の線も「アース」です。大それた名前ですね。)
→マニュアル通りに配線していましたが、線を通す場所を変えたほうがよさそうです。
・シートレール(シート下の力持ち、金属フレーム)が傷だらけ
→ リアフェンダー(後輪の上にある泥除けプラスチックカバー)が当たり、傷つけてしまいました。出発前、接触する部分はテープ等で保護していましたが、静止状態で当たっていなくても、走り出せば振動で擦れてしまいます。

 フェンダーなど外装を洗います。なかなか落ちないロシアのアスファルト、南米の赤土、北極圏の粘土たち。乾いては洗いを何度か繰り返し、綺麗になりました。汚れも一緒に旅してきたので綺麗になるのはいいですが、ちょっと寂しい…。次はアフリカのお友達を連れて帰ることにします。

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