190614 XR改造プロジェクト


 長期間バイクで旅行する際、荷物の積み方がとても重要になります。バイク後方が重くなりすぎると、負担がかかり、思わぬところが損傷してしまうことがあるからです。また、フロント部分が軽くなるとハンドリングも変わってしまい、オフロード走行が楽しめません。バイク前方に荷物を積む、もしくはフロントに荷重がかかるように変更することが必要です。手っ取り早く普段後ろに積んでいる物で前に持って来れそうなもの。まずは予備のガソリン。5ℓの予備タンクを後ろに積む代わりに、そもそものタンクをさらに大きくしてしまおう!ということで、ノーマルのタンク9リットルから同機種のXR250BAJAのタンクに変更。これで14リットル。さらにもう少し大きくして20リットルくらいまで入るように既存のタンクを加工して大きくしてもらうことに。そしてかなりのウエイトをしめる工具。エンジンを保護するアンダーガードを加工して工具箱を作ってもらうことにしました。今回旅バイク改造にご協力いただいたのは、金属加工のプロフェッショナル、Tさん。この方もやはり「チーム泥んこ」です。無理難題の改造案ですが、快く引き受けてくださいました。感謝、感謝!!




 改造するバイクを見て現物でサイズ確認していただくため、久しぶりに朝霞へ。私たちのバイクが研究され、生み出された場所、故郷である「朝霞研究所」です。数々の伝説が生み出された場所である「研究所」が、この4月、本社に統合されました。統合されたのは知っていましたが、驚愕の事実が発覚。まさかの改名。
 
 その名も、「ものづくりセンター」。

 道の駅かよ!!!思わずツッコミを入れてしまいました。名前を奪われるのは命を取られるのも同義。部外者、素人である私が憤っても仕方のないことなのですが、旅行に出てすっかりホンダファンになってしまった私。海外ではホンダLoverにたくさん出逢いました。ホンダのバイクが好きだからと泊めていただいたことも。ホンダのバイクが好きで、日本人が好きになり、日本が好きになった方も数知れず。海外を少し走っただけの私でも、ホンダ好き、日本好きの人が世界にたくさんいることを痛感しているくらいですから、実際の数は想像もつかないほどいるのでしょう。

 ホンダのために海外で奮闘されている方はどうなるのでしょう。故郷、実家がなくなり、帰る場所はどこになるのでしょうか。
 4月から夢を抱いて入社した新卒の人たちは、企業説明会でなんと言われていたのでしょうか。

 「研究所」がなくなってしまったホンダですが、正式社名は、「本田技術研究所」。この決定を下したホンダの偉い人たちは、宗一郎さんに顔向けできるのでしょうか。。。

エンジンのホンダ。
時代はモーター、電気へと移り変わります。
ホンダでモーターは作るのでしょうか。。。

研究所からものづくりに名前が変わった訳も少し分かるような気がします。研究しないんでしょう。


などと思いながら帰宅しました。

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