190605 シリーズ軽量化①


 長期間旅行するバイクにとって大事なこと。それは「重さ」です。バイクと荷物が重いと正直旅がおもしろくなくなり、エンジンに負担が掛かったりフレームが折れてしまうということも。実際、モンゴルでシートレール(シート下のフレーム)が真っ二つに折れてしまったインド人ライダーに出会いました。彼の愛車はロイヤルエンフィールド。彼はシートレールにヒビが入った状態で未舗装路を走り続け、ついには真っ二つに。タンクの上に乗り走ったそうです。そこからバスを乗り継ぎ、何とか首都のウランバートルまで辿り着きました。ヒビが入っても走り続けたのは、周囲を見渡す限り大自然の中だったから。何とか前へ進まないとそのまま骨になってしまう可能性もある場所です。ヒビが入っても進みたくなる気持ち、わからないでもない。生きて文明圏まで辿り着けたからこその「冒険」で、骨になれば「無謀」となってしまいます…。
 そのような大惨事にならないように、前回の出発からグラム単位でバイクを軽量化しました。いらない部品を取り除き、ボルト類をできるだけ軽いものに替えていきます。
 バイクに付いている部品の中で、なくても困らないのにめちゃくちゃ重いものがあります。さて何でしょう。




 答えは、そう、ヘルメットホルダー+ステー。
 重さはなんと200g!!
 迷わず切断。

 次に軽量化したのはナンバープレートホルダーとナンバー灯。ナンバープレートを国内仕様と海外仕様の2枚をつけるため、アルミ板でホルダーを自作します。プレートとホルダーを取り付けるのも、できるだけボルトは使わず、リベット留めすることにしました。これで50g軽量化に成功。ボルトはチタンボルトに変更。

 これで250g軽量化できたので、「いつでも新鮮 生醤油」を持っていくことにします。


ヘルメットホルダー切断
お醤油と同じ重さ

上がリベット、下がボルト

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