表敬訪問 IRC様・新富士バーナー様



私たちの旅の話を聞いていただきました。ありがたいことです。



担当してくださったIRC 石田様。冬の宗谷岬を走る強者です。

新富士バーナーの社員の方々。開発の方にスペシャルストーブを作っていただきます。


 アフリカアジア旅を応援していただけることになった企業様を表敬訪問。国内最後のテストも兼ねて、愛知県までバイクで走ってきました。長野県からぐるっと一周して700kmほど。エンジンをオーバーホールしていただいて、Microlonも注入したので驚くほど快調でした。
 
 IRCのタイヤは、いろいろなバイクの純正タイヤとして使われています。前回は、オンオフ両方走れるGP21/22を履いて日本を出発。モンゴルにも購入したタイヤを日本から送って交換しました。その後、カザフスタンではサイズ違いのタイヤしか見つからなかったため、リアが若干大きい(足つきが悪い)タイヤでパミールを走りました。同じようなタイヤに見えても、全く乗り味が変わってしまいます。走れば走るほどタイヤは減っていくもの。最初の頃とはタイヤが土を掻く感覚が変わってきます。が、IRCのタイヤは減り方がすばらしいのです。そもそもなかなか減らず、減っても乗り味が変わらないような減り方なので、最後まで安心して走ることができます。社員の方曰く、最後まで同じ品質で走ることができるよう研究されているそうです。また、一口にゴムと言っても、様々な薬品との組み合わせで何通りもの製品を作ることができるので、ゴムの可能性は無限大だとおっしゃっていました。
 難点を一つ挙げるとすれば、ヨーロッパ、北南米でIRCを一度も見つけられなかったこと。なかなか減らないタイヤの品質に、外国人ライダーも驚いていました。アドベンチャー好きが多いヨーロッパでも容易に手に入るようになったら良いなぁ。
 次回は、海外拠点でもタイヤを提供していただけることになったので、安心です。

 前回の旅行で私たちの食、暖を守ってくれた新富士バーナーのSOTOMUKAストーブ。ガソリンを使って火を起こすことができ、他社製品と比べて音も静か。(アメリカ人もビックリでした。向こうではMSRの天下なのでしょう。)いざという時は予備タンクにもなり、何度も助けられました。ストーブは、鍋を立てる足を折りたたみ、給油ホースを巻き付ければ手のひらに収まる小ささ。粗悪ガソリンや、4000M越えの高地で使うなど、荒い使い方をしても問題ありませんでした。汚れたらメンテできるのも良いところです。
 次回はさらにメンテしやすいよう、開発の方に特別仕様のストーブを作っていただけることになりました。アフリカのガソリンで耐久テストをしてきます。



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