軽量化工作②


 バイクや荷物をできるだけ軽量にすることが大切なのは、これまで何度かお伝えしてきました。今回は、よしさん自作の軽量グッズをご紹介。
 まずはナビステー。金属の中でも軽いアルミの板を使います。ナビのサイズ、ハンドル周りのスペースに合わせて製作。明日香号はアルミの板とETC取り付けステーに付いていた金具、カラーを使い、太さと高さを調整。剛号は眠っていたアルミハンドルを切り、穴を開けてさらに軽量化。凹みもつけて滑り止めにしました。スピードメーターステーも自作し、両方をボルト留め。こちらはメーターやケーブルを傷つけないようにするため、アルミ板の微妙な曲げ具合や、使用するボルトの高さにも気を配ります。
 市販されているナビマウントはハンドルの径に合わせて作られています。ナビは目線を下げるのではなく前方にある方が見やすいので、ハンドルの前にもう一つハンドルを付けてしまおうという作戦。切って曲げて削る作業。アルミ粉は鉄粉より軽く空気に舞うので、身体中アルミだらけになりながら工作していたよしさんなのでした。
 
 次はフロントフェンダーに荷物を乗せるためのステー。最初は強度がある鉄で作りましたが、少し重過ぎます。600gぐらいになり、タイヤのスペアチューブくらいの重さになってしまいました。
結果アルミで作り直すことに。アルミで作ると何でもだいたい3分の1程度の重量になります。
 まっすぐの板だと強度がないので、リブと呼ばれる膨らみを真ん中に付けました。(ナンバープレートの周りに付いている膨らみがリブです。)フェンダーの曲線に合わせてアルミ板も金槌で叩いていきます。リブを付けるのはなかなか大変。バーナーでアルミを温め溝の入った木の板に乗せてトンカントンカン。丸い棒はトラック等に積載されているタイヤ交換用のジャッキを回すハンドル部分。

材料も工具もガレージにあった余り物達。
あるもので何とかしようというのが面白い。
買ったらそれでお終いです。


夏休みの工作の時間はまだまだ続くのでありました。



明日香号のナビステー

剛号のナビステー。応援に来てくださるお客様達にも好評です。

機械があれば簡単なのでしょうが、手作りも楽しそうです。

苦労して付けたリブ。真ん中の膨らみです。


フェンダーにもぴったりフィット

プラグを交換するのに使う工具も軽量化

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