アルミキャリア完成


 荷物は少なく。ロングツーリングの基本です。バイクに負担をかけないようにすることで、壊れにくく、パンクもしにくくなるためです。
 荷物は後ろに積むものですが、後ろに荷重がかかると走行安定性が落ちてしまいますし、バイク本体のフレームやタイヤに負担がかかります。後ろの荷物をいかに軽くするか。よしさんが前回使用したアフリカツインは750cc。フレームやシートレールが頑丈なので、ボックスを付けても大丈夫でしたが、今回使用するXR250cc。アフリカ君と比べると華奢なフレーム達です。少しでも荷物を軽くするために、ボックスではなくソフトなサイドバッグを使用することに。明日香号に付けていたイギリスのメーカー、アドベンチャースペックを剛号にも採用。
 ソフトバッグをバイクに取り付けるためにはキャリアは不要ですが、サイドカバーへの負担やバッグが揺れないためステーがあると便利です。もちろんXR用のステーは売っていません。なければ自分で作ればいい、がモットーのよしさん。ホームセンターでアルミの棒を購入し、自作することに。本来スチール素材で作るのが常套手段ですが、壊れないことを前提にしてアルミで制作。バッグがサイドカバーに当たらないような角度、長さを何度も測りながら頭の中にあるデザインを形にしていきます。9mmの棒にしようか10mmにしようか悩みましたが、あえて強度の少ない9mmの棒を使用。強度はありませんが、曲がりやすいので転んで曲がっても簡単に曲げ直せます。形ができたらあとは溶接するのみ。アルミの溶接といえば、ライトステーでもお世話になった桜井工業のてっちゃん。バラバラだったアルミの棒たちが、てっちゃんの魔法にかかればスタイリッシュなアルミキャリアに早変わり。
 ついでにタンデムステップも取り付け。共締めでもステップが収納できるようにステップ内にカラーを入れてボルト留め。
後は荷物を積んでテスト走行です。








  

コメント

このブログの人気の投稿

バイク旅立ち・輸送手続き

181116 国際ナンバープレート到着

魔法のグリス