181004–1005 聖地巡礼
宗一郎さんが奉公していたアート商会。場所は移転していますが、今でも残っています。 |
泊めていただいたホンダの社員さんのお嬢さん。バイクのメカニックさんです。格好いい!! |
残念ながら臨時休館。元々は「二俣」町役場だったそうです。 |
私達のバイクが作られた浜松工場。今はトランスミッション工場です。 |
熊本で行われるホンダのイベントHomecomingに向けて、長野を出発しました。イベントでは私達のバイクを展示するため、バイクを輸送していただけるという話でしたが、イベントに参加される方々が走っていかれるので、私達も走っていくことにしました。本田宗一郎さんのゆかりの地、聖地を巡りながら。
まず向かったのは、宗一郎さんが眠る富士霊園。山がいくつも入る広大な敷地です。正面玄関を入って突き当たりを左へ。坂を下ったところにある「おもいで3K-8」。角にある植え込みに、「本田」の名前があります。「お邪魔します。」挨拶をして階段を上って中へ。本田と大きく書かれた墓石がありました。戒名は書かれてありません。本人の意志だったそうです。いつも供花が途絶えることはなく、車やバイクのおもちゃがお供えしてありました。
宗一郎さんと対面すると、自然と背筋が伸びました。これまでの旅のことをご報告し、お礼を伝えます。「宗一郎さんのおかげで、夢のような旅ができました。」
お参り中、ずっと聞こえていたのは小鳥のさえずりではなく、近くにある富士スピードウェイを疾走する音でした。レースが大好きだった宗一郎さん。だからここが選ばれたのでしょう。
本田技研発祥の地、浜松。最初に会社があった場所は、今ではマンションになっており、宗一郎さんが見た景色とはずいぶん違ってしまったようです。近くにあった紳士服店のご主人に話を伺ってみました。創業60年だというお店。生前の宗一郎さんに会ったことがあるそうで、「いいオヤジ」だったと話してくださいました。創業当時の本田技研を知る地元の方からは、「宗ちゃん」と慕われていた宗一郎さん。
実家は光明村の鍛冶屋さんで、幼少の頃からものづくりに夢中になっていた宗一郎さん。「見たり、聞いたり、試したり」という言葉を残しています。
これからも、世界中の人に愛される「ものづくり」が続きますように。
JAPAN to JAPANを訪問していただきありがとうございます。
バイクで世界を旅する醍醐味を、たくさんの方に知ってもらえれば嬉しいです。
これからも応援よろしくお願いいたします。↓下のボタンをクリックしていただけると、ランキングが上がり、私たちのテンションも上がります。どうぞよろしくお願いいたします。
Please click the link below.Thank you!

にほんブログ村
コメント
コメントを投稿