180412 Melgar 294km




立ち寄ったガソリンスタンド横の食堂



 25号線を北上し、40号線へ。アルメニアを過ぎるとワインディングの峠越えが始まりました。最高標高は3300m。山頂付近では雨も降りだし、トラック渋滞に道路工事でなかなか進みません。こんな時、250ccのキャブ車は走行するのが一苦労。アクセルを開けなければ進めませんが、開けすぎるとガソリンがエンジンに送りすぎます。ガソリンを送りすぎると、空気が少ない場所ではガソリンが燃え切らずエンジン内部などに残り、燃えカスがたまってしまいます。いわゆる「かぶる」という現象。標高が高いところではかぶらないように注意しながら走りますが、それでも低速が続くと大変です。おかげで、バイクに気を遣いながら走るようになりました。
 途中、新しい道を作ろうとしている現場を見ました。が、橋桁の鉄筋は錆つき、根元部分のコンクリートも崩れています。ずいぶん前に工事が中断してしまったような印象。高地の斜面に道を作るのは簡単ではなさそうです。おそらく他国の支援があってのことだと思われますが、ボリビアでは日本のような快適道路ばかりでした。対してペルーやエクアドル、コロンビアでは自分たちで道路を作っている場面を見かけました。道路ひとつとっても、国によって様々です。そんなことを考えながら二回峠を越え、イバゲに到着。ここからボゴタに向かう道は高速道路のような道でした。平地ではサトウキビ、山の中ではバナナとコーヒーが育つコロンビア。ガソリンスタンドでも宿でもコーヒーを無料で飲ませてもらえます。ありがたいお話。ネスカフェではなさそうですが、どうも味が薄いのが少し残念。アメリカの支援を受けて麻薬撲滅に取り組んだというコロンビア。コーヒーの飲み方もアメリカ寄りなのかもしれません。


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