180324 Trujillo 377km






 朝起きると、まさかの快晴。急いで宿の屋上に上がると、あちらこちらに雪山が見えました。こんなに山に囲まれていたとは。最後に晴れてくれてラッキーでした。
 海岸線に向かうため、4200Mの峠がある近道ではなく、3N号線で北回りすることに。ワスカランに気をとられながら進みます。町から離れて山道へ入っていくと、そこはまるでパミール。タジキスタン、アフガニスタン国境の道とそっくりな景観です。ただしこちらは舗装路。よくぞこんな道を作ってくれたとペルー人に感謝。しばらくは快適に走行していましたが、だんだん土砂崩れが目立つように。石がごろごろと転がっていたり、泥の轍ができていたり。と、目の前で通行止めが。大きな土砂崩れがあったようで、今まさにショベルカーが動いてくれています。待っていると上から両手ほどの石が落ちてきました。私たちのすぐ近くに。見上げると、岩盤が割れています。走るのも命がけですが、待っているのも命がけ。いつ崩れてもおかしくありません。昨日1日降り続いた雨。雨が降れば土砂崩れ、崖崩れが起きるアンデスの道。真っ暗なダートのトンネルを抜け、一車線のガードレールのないカーブの道を抜けてきました。久しぶりに細胞が活性化された1日でした。

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