180314 Arequipa 318km







 プーノから進むべきは、クスコかアレキパか…。クスコはマチュピチュで有名なインカ帝国の遺跡が数多く残る場所。そして高地にある都市。一方アレキパはカテドラルが有名な場所。標高3000M以下。これまでバイクに相当負担をかけてきたので、迷わず後者を選択。マチュピチュを楽しみにされている方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。今は観光よりもバイクが第一なのです。実はマチュピチュには2人とも過去に行っているので行かないことにしました。

 そんなこんなでアレキパを目指すことに。プーノの宿で一緒だったアルゼンチンライダー、94年型のアフリカツイン乗りさんと一緒に町を脱出。給油のためガソリンスタンドでお別れし、私たちはオクタン価97を入れることにしました。ペルーに97のガソリンがあるとは!!!オクタン価97のガソリンとは、バイクにとって栄養補給材のようなもの。これまでボリビアのよろしくないガソリンで走って来たバイクにとってはご馳走なのです。新しいガソリンを入れた後のバイクの調子の良さといったら…。これまでバイクに悪いことをしたなあと思います。
 プーノからフリアカを経由しアレキパへ向かう道は、アンデス山脈のなかを通るワインディングが続く道。お天気に恵まれ、飽きることのない道を走ります。標高4000Mを走るのも今日で最後。最後になると寂しくなるものですが、バイクにとっては一刻も早く下界に下りなければなりません。今日の最高標高は4500M。

 アレキパへ到着し、その都会っぷりに唖然。H&Mやadidasなどが入る大型ショッピングセンターに、中高生の片手スマホは当たり前。もう民族衣装を着た女性たちには会えないのでしょうか…。泊まった宿の御主人が乗っているのはヤマハのR1という日本でもお高いレーサーバイク。数年後には別のバイクを買って私たちのように旅がしたいそうです。

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