180312–0313 Puno 200km







ペルー側の親切な国境職員さん
ペルーにレプソル!
何かを養殖しているチチカカ湖

 国境を越え、 ボリビアからペルーへ入国。チチカカ湖の近くには国境がいくつかありますが、私たちが通ったのは、Desaguaderoの国境。(この北にある国境は、船に乗る必要があり、賄賂まで要求されるとの情報がありました。)国境を目指して走っていると、トラックの大渋滞にはまってしまいました。が、すぐに係員さんが来てくれて、別の場所が自家用車の通る国境だと教えてくれました。そして、ペルー側の国境職員さんともボリビア側で遭遇。まさかの出会い。しかもとっても愛想の良い親切そうな方。すんなり国境を越えられるという期待を胸に、進みます。ちょうど観光バスが来る前だったので、それほどの行列には巻き込まれず。ボリビア入国時にもらったレシートのような紙(ビザのようなもの)を提出し、パスポートにスタンプを押してもらいます。次は税関、ADUANAです。ボリビア入国時に作成してもらった書類のコピーを提出して終了。ボリビア側の所要時間30分ほど。次はペルー側です。こちらはそれほど並んでおらず、すんなりスタンプゲット。税関の事務所を訪ねると、さっきの国境職員さん達が。みなさん満面の笑みで迎えてくださいました。今のところ、南米一の国境です。それを伝えるとさらに笑顔に。久しぶりに気持ちよく国境を越えることができました。手続きが終わると、次はペルーのバイク保険に加入します。おそらく一箇所しかない事務所で係の人を待つこと30分。一か月の保険で一台165ソル(約5400円)。さっき両替したお金があっという間になくなってしまいました。国境で保険に入れるだけましです。以上、国境を越えるのにかかった時間は2時間ほどでした。


 翌日、せっかくここまで来たので、チチカカ湖を観光することに。チチカカ湖は標高3890Mに位置し、面積は琵琶湖の12倍ある湖。インカの初代皇帝マンコ・カパックがその妹ママ・オクリョとともに湖に現れたという伝説が残り、神秘の湖、聖なる湖と崇められていた場所。(以上、地球の歩き方参照)この湖には、トトラという水生植物を使った浮島に生活する人々がいます。いくつか島があるのですが、私たちが行ったのは町から一番近いウロス島。船乗り場から40分ほど沖へ進んだところにあります。船から島へ降りると、島の紹介が始まりました。浮島の作り方は、トトラの根っこの部分、土のブロックをいくつかまとめ、その上にトトラを交互に重ねていくだけという単純なもの。湖の上に浮く島で生活する人々も、土から離れては生きられないようです。食料にもなるトトラを食べてみると、甘みがあるのに驚きます。家の中へ入ってみると、まさかの電球が。ペルー政府から太陽光パネルを支給されているようで、どの家にもパネルが空を見上げています。なんだか不思議な感覚になりました。

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