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クラシックモトフェスタ無事終了

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二日間のイベントが無事に終了しました。 想像以上に多くの方が私たちのブースに足を止めてくださり、一日中忙しく喋りまくっておりました。 一年分は話したでしょうか…。 少年から若者、まだ免許を持っていない女性の方も興味津々で話を聞いてくださり、バイクに乗りたいとおっしゃる方も。 冒険は人それぞれ。わざわざ海外に出なくても、走ったことのない道を寄り道するだけでそれは立派な「冒険」です。 たくさんの方とご縁をいただけたイベントでした。 バイクで旅してきたことが、誰かの役に立てれば嬉しい限り。 主催者の方をはじめ、スタッフの方、裏で支えてくださった方、そして来場してくださった方々に感謝、感謝です。 冒険に興味を持ってくださる方は想像以上の数でした なぜか長野朝日放送賞受賞            雨の中バイクで来てくださいました。強者XRライダー。 若者が興味を指名したのは地図!すばらしい!! モデルのお姉さんと全身ワークマン  

クラシックモトフェスタ参加

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ゴールデンウィークに行われるバイクのイベントに参加させていただくことになりました。 展示する写真選びに奮闘しております。 全部思い出いっぱいで難しい…。 写真や道具の展示、スライドショーなどする予定です。 お時間のある方はぜひ遊びに来てください! クラシックモトフェスタ 長野市 エムウェーブ 4月30日(土)5月1日(日) 10:00-16:00 THE CLASSIC MOTO FESTA 2022

相棒帰還

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ちょっと寄り道  私達の相棒が帰還いたしました。  世界の港に立ち寄り、アフリカケープタウンにタッチだけして日本へ U ターン。バイクだけ JAPAN to JAPAN 。  灼熱のコンテナに閉じ込められて海上を彷徨うこと 5 か月。  ツルツルに磨いたスポークはサビサビ、サスペンションからはオイルが滲み出る始末。後はどこがどうなっているのやら・・・。  コロナで今後どうなるかわからないので、一度送り出したバイクを日本へ送り返すことにしました。かかった費用は・・・。とりあえず相棒たちが無事で何よりです。悲観しても仕方ありません。  バイクの点検が終わったら、どこか走りに行ってあげないと。  バイクは走るものですからね。

出発延期

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     4 月 6 日、南アフリカケープタウンに到着した私たちのバイクは、そのまま日本へ U ターンすることになりました。バイクで海外を走るのに最も費用がかかるのが、輸送費や出発までの準備費。今回はカルネ(バイクのパスポートのような書類)も作成したので、それらがすべて水の泡となってしまいました。  当初の予定では、 4 月から 6 月にアフリカ南・東側諸国を北上し、夏にヨーロッパ、時間と予算が許せばアイスランド   を一周し、中東、アジアが冬になる頃にイラン、インド、パキスタンを走ってタイを目指す計画でした。さらに、オーストラリアまで足を延ばすことができれば、前回の旅行と合わせて南極以外の大陸を走ったことになります。  出発前、志ある方に 2 人の XR のエンジンをオーバーホールしていただき、剛号はビッグタンクや工具箱を手作りしていただきました。協和興材様をはじめ、 SHOEI 様、 IRC 様、 DAYTONA 様、 D.I.D. 様、 SENA 様、新富士バーナー様、 TIEMCO 様など多くの企業様にご支援いただいたおかげで、出発まで漕ぎ着けることができた今回の旅行。私たちもアフリカを走れるのを心待ちにしていましたが、現下の世界情勢により旅行開始を延期せざるを得ないと判断しました。海外をバイクで走ることは簡単なことではありませんが、挑戦できること自体が幸せなことだったと今身に染みて感じます。  自分たちが置かれた状況を受け入れて、今できることをやるしかありません。出発できる日を待っている日々も、かけがえのない一日。日々楽しみを見つけながら過ごすことにします。  アフリカの大地を走る日を夢見ながら … 。  今日も資金作りに励みます!!!  引き続き、私たちのバイク旅を温かく見守っていただけると嬉しいです。

バイク旅立ち・輸送手続き

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   海外をバイクで走るために必要不可欠で、一番億劫なこと、それは日本を出る準備。これまで走ってきた国々では、いとも簡単に国境を越えられたこともしばしば。自国を出るのが一番面倒なのです。今回は、バイク旅立ちに至るまでの手続き云々をご紹介します。 ①登録証書、国際ナンバープレート これまでにも紹介してきたので下記参照ください。 国際ナンバープレート作成  特に変わったことは増税の影響で料金が 100 円高になっていたこと。前回は 125cc で行こうとしており、長野県では前例がなくまさかの 1 番、 2 番でしたが今回は元々のナンバーで作成。 125 以下では登録証書の作成方法が異なるようです。 ②カルネ  日本から持ち出したバイクで外国を走る場合、本来なら「輸出、輸入」扱いとなり、各国で入国時に関税を払い、出国時に払った分を返金してもらいます。が、それぞれの国を通過するだけの物に対していちいちお金が絡む手続きをやっていると大変面倒です。国境はただでさえ混雑するものですし。そこで通関手続きを簡単にするために考え出されたのが「 CARNET DE PASSAGES EN DOUANE 」という書類。通称カルネ。この書類に入国、出国時にスタンプを押すことで通関手続きが終了となります。いわばバイクのパスポートのようなもの。日本ではカルネは JAF で発行してくれます。カルネを使う場合、それぞれの国で関税免除になるので、日本から持ち出したバイクを必ず日本へ持ち帰らなければなりません。今回行こうとしているアフリカやアジアの国々はカルネがないと入れない国(なくても入国できる国も多いがあると助かる)ばかり。前回はカルネのいらない国だけ走りました。ちなみに日本もカルネが必要な国なので、外国人ライダーは面倒な書類作成をして高い輸送費を払って来ています。もし外国ナンバーのバイクや車を見かけたらみなさん優しくしてください。  カルネ作成にはお金がかかります。  ○カルネの書類代  ¥110,000 (二人)   内訳   ・カルネ発行料金( JAF 会員 25 枚綴り) ¥25,000 (一人)   ・クレーム処理預かり金  ¥30,000 (一人)  ○カルネ保険代  ¥66,

表敬訪問 IRC様・新富士バーナー様

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私たちの旅の話を聞いていただきました。ありがたいことです。 担当してくださったIRC 石田様。冬の宗谷岬を走る強者です。 新富士バーナーの社員の方々。開発の方にスペシャルストーブを作っていただきます。  アフリカアジア旅を応援していただけることになった企業様を表敬訪問。国内最後のテストも兼ねて、愛知県までバイクで走ってきました。長野県からぐるっと一周して 700km ほど。エンジンをオーバーホールしていただいて、 Microlon も注入したので驚くほど快調でした。     IRC のタイヤは、いろいろなバイクの純正タイヤとして使われています。前回は、オンオフ両方走れる GP21/22 を履いて日本を出発。モンゴルにも購入したタイヤを日本から送って交換しました。その後、カザフスタンではサイズ違いのタイヤしか見つからなかったため、リアが若干大きい(足つきが悪い)タイヤでパミールを走りました。同じようなタイヤに見えても、全く乗り味が変わってしまいます。走れば走るほどタイヤは減っていくもの。最初の頃とはタイヤが土を掻く感覚が変わってきます。が、 IRC のタイヤは減り方がすばらしいのです。そもそもなかなか減らず、減っても乗り味が変わらないような減り方なので、最後まで安心して走ることができます。社員の方曰く、最後まで同じ品質で走ることができるよう研究されているそうです。また、一口にゴムと言っても、様々な薬品との組み合わせで何通りもの製品を作ることができるので、ゴムの可能性は無限大だとおっしゃっていました。  難点を一つ挙げるとすれば、ヨーロッパ、北南米で IRC を一度も見つけられなかったこと。なかなか減らないタイヤの品質に、外国人ライダーも驚いていました。アドベンチャー好きが多いヨーロッパでも容易に手に入るようになったら良いなぁ。  次回は、海外拠点でもタイヤを提供していただけることになったので、安心です。  前回の旅行で私たちの食、暖を守ってくれた新富士バーナーの SOTOMUKA ストーブ。ガソリンを使って火を起こすことができ、他社製品と比べて音も静か。(アメリカ人もビックリでした。向こうでは MSR の天下なのでしょう。)いざという時は予備タンクにもなり、何度も助けられました

IRC 井上ゴム工業株式会社 様

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   前回の旅行で XR に使っていたタイヤ、 IRC の GP21/22 。凸凹したオン・オフロードタイヤです。モンゴルでの砂漠でもオンロードでもオールマイティーに大活躍してくれました。現行車ホンダの CRF にも純正で使われています。  純正タイヤからタイヤを変えたがる人もいますが、純正が一番です。しっかりテストされてますので。  このタイヤを選んだ理由は、どんな道でもそれなりに走ってくれること。消耗具合がとても良いのです。変な山の減り方をしないので山が無くなってきてもそれなりに走ってくれます。それなりと言うとマイナス評価されてしまうかもしれませんが、それなりにつくるというのは一番難しいのではないかと思います。  ロングライフですので長期のツーリングにはもってこいです。   IRC 様より 2 台分のタイヤ、チューブ、リムバンドをご提供いただきました。日本から旅行中もずっとご支援いただけることになりました。大変心強く嬉しいお話です。 IRC